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【パースから東京五輪2020(その1)】コロナ禍での東京五輪が7月21日に競技開始、そして23日に開幕

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<写真は、Western Australian Institute of Sport(WAIS)のレセプション。WAISは、西オーストラリア州政府が西オーストラリア州のアスリートを支援するために1983年に設立された、エリートアスリートを育成するための協会。そのレセプションには今回の東京五輪2020のマスコットやバナーが設置されている>

 
必ず目に入るロゴの2020で、今がいつなのか錯覚してしまう。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で一年遅れの東京オリンピックが開幕して今日(2021年8月1日)で10日目。7月23日の開幕に先立って21日から競技が開始されたので、『Channel 7』と『7+』にお世話になってもう2週間弱が経った。

東京五輪2020における最初の外国選手団日本到着が6月2日、オーストラリアのソフトボールチームだった。そして、7月21日のパース時間午前8時にソフトボールの予選リーグが始まり、第一試合目がそのオーストラリアと日本が対戦した。女子のサッカーの予選リーグも同日に開始され、オーストラリアとニュージーランドとの対戦だった。

そして、パース時間の午後6時過ぎには速報で、2032年の夏季五輪開催地がオーストラリアのブリスベンに決定したと報じられた。何か、オーストラリアのパースから観る東京五輪2020は、幸先からオーストラリアとの縁を感じながらの観戦となった。

さて、開幕式を2日後に控えた21日、日本の菅義偉首相が一部メディアに「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」、「挑戦するのが政府の役割だ」と述べていた一方、一部メディアの世論調査(17日と18日)で開催賛成が33%に対して、反対が55%と反対が半分以上を占めていたのを日本のサイトで目にした。

開幕2日前だというのに、まだまだウイルス感染拡大を警戒するためのオリンピック開催有無の議論がされていること、政府と世論の意識の隔たりが大きなことに驚きつつも、翌日オーストラリア人の友人と情報交換した。その友人はただただ首を振っていた。当然、当地オーストラリアのパースでも開催についての賛否両論はある。自国の選手の活躍を祈る中でも「日本は何を背負わされているのか?国民を犠牲にしてまで開催?」といった冷やかな目もあった。

2008年にオーストラリア代表チームの一員として北京五輪に参加した、パース生まれのパース育ちのプロサッカー選手、日本人の母をもつベラピ丹道選手に今回の東京五輪開催についてのコメントを寄せてもらった。

「五輪は、多くのアスリートにとって期待を膨らませ、出場することを夢見ている非常に特別なメガ・イベントで、自分が2008年に北京五輪に向けて準備した時も同じ気持ちだった。今回の開催国日本のコロナ対策が完璧なのかどうかは前例がないから何とも言えないが、そんな中、現段階における“今回の開催”という判断は最良の決定だったのかもしれない。

しかし、五輪には多くのスポンサーや利害関係者が関わり、それらを考慮しなければならないし、日本経済にとっても開催しなければ多方面に大きな影響を与えてしまうのだろう。日本国民が『今はまだ五輪をやりたくない』という気持ちが強かったならば、自分もアスリートの一人として観てもらえる環境が整うまで更に開催を遅らせるべきだとも思ったが、お金(経済)と政治(判断)は非常に密接な関係にあると言わざるを得ないので、それらの完璧なバランスを見出すのはかなり難しいだろう」

 

<オーストラリアのTVでは『Channel 7』で東京五輪2020が放送されている>

オーストラリアにおける五輪の放映権は『Channel 7』がもつ。『Channel 7』とはオーストラリア最大手のメディア「Seven Network」が展開する民間TV局で、『7+』はその「Seven Network」が運営するビデオオンデマンドのキャッチアップTVサービス。簡単に言ってしまうと、『Channel 7』はテレビのチャンネルで、『7+』はオンラインの動画配信サイト。

オーストラリアにいる日本人は各人それぞれ工夫しながら日本で放送されている東京五輪2020を観戦している人もいるようだが、『Channel 7』と『7+』を併用して今回の東京五輪2020を観戦している。オーストラリア国内では日本の『Gorin .jp』は「地域の関係で…」とった理由で見れない。『Channel 7』や『7+』で、望むも望まないも当地オーストラリア目線で選択されている競技を観る。残り半分の東京五輪2020観戦もこのままお世話になるだろう。

 
文:今城康雄(いまなりやすお)。パースの日本語メディア「The Perth Express」の代表兼、編集長。豪州サッカーAリーグの試合をはじめ、主にパースで行われている日本、日本選手関連のスポーツイベント全般において記者席より取材を重ねてきた。

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