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【新型コロナウイルス関連】1月25日はウイルスが確認され、ワクチンが承認された日



 

2020年1月25日は、オーストラリア国内にて新型コロナウイルスの症例が最初に確認された日だった。そして、丸一年後の2021年1月25日に新型コロナウイルスのワクチン使用がオーストラリア保健省によって暫定承認された。
 
2020年1月25日、オーストラリア保健省はビクトリア州にて中国武漢市から入国した男性が新種のウイルスに感染していることを確認した。また同日に今度はニューサウスウェールズ州にて、同じく新種のウイルス感染陽性者が3人出たことも発表した。3人のうち1人はやはり中国からの帰国者だった。そして、その新種のウイルスが、新型コロナウイルスだったことを突き止めるにはそう時間はかからなかった。

一年後の2021年1月25日、ファイザー/バイオンテックが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの使用を、オーストラリア保健省が初めて暫定承認した。このワクチンは、2月下旬から接種が始まる見込みとなっている。接種は5段階で実施される予定で、第1段階は最前線の医療従事者、高齢者介護および障害者介護スタッフ、高齢者介護施設および障害者施設居住者、検疫および国境管理、隔離業務の従事者らが対象になる見込み。その後、70歳以上の高齢者、その他の医療従事者、55歳以上のアボリジニおよびトレス海峡諸島民、基礎疾患または障害のあるオーストラリア人に接種が行われる。

昨年の1月25日、最初に新型コロナウイルスの症例が確認され、丸一年後の2021年の同日にワクチンが承認された。しかし、世界で引き続き猛威を振るっている新型コロナウイルス。ワクチン接種が各国で始まっているがウイルス感染拡大の終息は見えていない。

(情報元:オーストラリア保健省/ABC News)
 

 
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