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【パースエクスプレス・マガジン】2018-19シーズンAリーグ パースグローリー試合日程・結果

新シーズンの好スタートを切ったグローリー。2014‐15シーズンは中盤までしかリーグトップを維持できなかったが、今シーズンはそれを超えられるか?!

2018-19シーズンAリーグ パースグローリー試合結果

 
 

Round 3 : 2018年11月3日

Perth Gloy  

2

1

  Brisbane Roar FC

会場:nib Stadium

 
ホームにBrisbane Roar FCを迎え入れる。前節のアウェイ勝利で良い流れを作りたいグローリーだが、その勢いは開始5分で表れる。2試合連続得点の背番号9番、Andrew Keoghが決定的なチャンスを得る。しかし、Keoghのヘディングシュートは相手GKの好セーブで阻まれる。前半15分、こちらも好調の背番号19番、Christopher IkonomidisがドリブルでPA内に侵入し、中央に折り返えす。そこでKeoghがゴール正面で合わせ、グローリーが先制する。Keoghは3試合連続得点となる。後半18分もKeoghがPA内でボールを受け、背にしたDFを振り切り、シュート。そのシュートはGKにはじかれるも、そのボールが無情にもRoarのDFに当たり、オウンゴール。2点差としたグローリーは、優位に試合を進める。しかし試合終了間際、昨シーズンのグローリーのストライカーでRoarの背番号9番、Adam Taggartが後ろからのチャージを受けたとみなされ、RoarにPKが与えられた。Taggartは自ら得たそのPKを決め、一点差とするが、試合終了。Taggartに与えた反則により、背番号16番のTomislav Mrcelaは一発退場となり、試合は勝ったものの後味の悪い形で閉幕した。
 
 

Round 4 : 2018年11月11日

Perth Gloy  

2

0

  Adelaide United

会場:Coopers Stadium

 
負けなしで迎えた4戦目。相手はAdelaide United、2018年のFAカップの覇者。共に決め手を欠き、見せ場も作れず後半へ。迎えた28分にCKからのボールを背番号2番のAlex Grantがヘディング。そのボールに相手GKが反応するも、セーブしたそのボールは幸運にも背番号9番、Andrew Keoghの下に。Keoghは落ち着いてボールをゴールに流し、試合が動く。Keoghは開幕4試合連続ゴール。これによりホームのAdelaide Unitedは積極的に攻めに転じるも、グローリーはその裏を尽き、背番号19番のChristopher Ikonomidisがカウンターでボールを奪い、背番号22番のFabio Ferreiraにパス。FerreiraがGKと一対一になったところで再度横にはたき、Ikonomidisが無人のゴールに追加点を奪った。グローリーはこの勝利で順位表の最上段に立つ。
 
 

Round 5 : 2018年11月25日

Perth Gloy  

3

2

  Central Coast Mariners

会場:nib Stadium

 
2勝2引き分けの負けなしのグローリー。シーズン最高のスタートを切ったグローリーは、Round 4でリーグ1位に。そして、迎えたRound 5はホームにて最下位のCentral Coast Marinersと戦った。開始12分、背番号88番のNeil Kilkennyからのふわっとしたボールを背番号7番のJoel Chianeseが中へ折り返し、背番号19番のChristopher Ikonomidisが合わせて先制する。その後もグローリーペースで試合は進むも、36分にMarinersのクロスボールに背番号16番のTomislav Mrcelaが不用意に足を出し、オウンゴールを献上する。同点で迎えた後半16分、またもKilkennyからのクロスに背番号4番のShane Lowryが頭で合わせてグローリーが勝ち越す。しかし3分後、Marinersがまたも同点へと追いつく。時計の針は90分を過ぎ、5分のアディショナルタイムへ。スタジアムに詰めかけた10,417の観客は、誰しも同点でのタイムアップを予想していた。そして、残り1分を切った時、またしてもKilkennyからのクロスに、一度は背番号9番のAndy Keoghがバイシクルシュートを試みるも、空振りした後、この日先制点を叩き出したIkonomidisがこぼれ球を押し込み勝ち越し点を奪った。スタジアムのボルテージは一気に上がり、今シーズンのグローリーの好調を象徴する結果となった。
 

試合後の記者会見に臨むCentral Coast MarinersのMike Mulvey監督(上)とPerth GloryのTony Popovic監督(下)。


 
 

Westfield W-League

Round 4 : 2018年11月25日

Perth Glory Women  

5

2

  Melbourne City FC Women

会場:nib Stadium

 

近賀ゆかり選手擁するMelbourne City FC WomenがPerth Glory Womenと対戦


今シーズンでMelbourne City FC Women在籍2年目となる近賀ゆかり選手が、Westfield W-LeagueのRound 4でPerth Glory Womenと対戦した。先発でフル出場した近賀選手だが、今シーズンも好調のPerth Glory Womenに5-2で屈した。
 
 

Round 6 : 2018年12月2日

Perth Gloy  

1

1

  Wellington Phoenix

会場:Westpac Stadium

 
4勝1引き分け無敗で敵地、Wellington Phoenixでの試合。しかし、グローリーには全く良いところがなかった。前半終了間際に先制点を奪われ、後半もほぼ決定機のないまま時間ばかりが過ぎていった。そんな中、後半30分にPhoenixの選手が背番号19番、Christopher Ikonomidisを倒す。審判は、ビデオ判定(VAR)で一発レッドを宣告し、これにより試合の流れがグローリーに傾いた。後半37分、Ikonomidisの巧みなドリブルからグランダーのパスをゴール前で背番号17番のDiego Castroが決める。けがで出遅れたグローリーのキャプテンが今シーズン初得点で仕事をする。試合はこのままタイムアップを迎え、勝ち点を分け合った。
 
 

Round 7 : 2018年12月8日

Perth Gloy  

1

0

  Melbourne City FC

会場:nib Stadium

 
グローリーは好調を維持してのRound 7。ホームにMelbourne City FCを迎えての一戦は、待望の背番号17番のDiego Castroと背番号13番、Matthew Spiranovicが同時先発した。3―5―2のフォーメーションで臨むグローリーだが、いきなりDFの連携不足が露呈。ビルドアップがなかなかできない。そして、ビルドアップができないためにバックパスが多用され、連携不足のDFに更に負担がかかる。そして、なかなか攻めることのできないグローリーに対して、シンプルにサイドアタックを仕掛けるCityは、試合の流れを掴み、ホームのグローリーを攻め立てた。ただ、決定的なシーンを作り出させず、耐えるグローリーはワンチャンスをものにする。前半43分、PA前のルーズボールを背番号15番のBrandon Wilsonが競り勝ち、背番号17番のDiego Castroが背番号9番のAndrew Keoghへ。Keoghはそのまま中に折り返し、背番号19番のChristopher Ikonomidisがゴール中央でネットを揺らした。流れの中からの得点や時間帯も後半への好材料になると思われたが、この日のグローリーはボールがつながらない。シンプルに勝るCityが後半もポセッションを取る。グローリーはCastroの個人技で打開を図るも、その次の手が出ない。そんな中、35分にCityの背番号22番、Curtis Goodがこの日2回目のイエローで退場。Cityが自滅する格好となり、タイムアップ。勝たせてもらった感じの試合ではあるが、負けない試合をしたグローリーがリーグ首位を堅守した。
 

試合後の記者会見に臨むMelbourne City FCのWarren Joyce監督(上)とPerth GloryのTony Popovic監督(下)。


 
 

パースグローリー 2018年12月/2019年1月の観戦インフォメーション

 

 

〈ホームゲーム会場〉
nib Stadium
住所:310 Pier St. Perth
〈アクセス方法〉
パース駅からArmadale線、Midland線、Thornlie線のいずれかの電車に乗り、2駅目のClaisebrook駅で下車。徒歩5分。

このページは Perth Glory FC を応援するページです。 パース・グローリーFCの公式ホームページ www.perthglory.com.au


 
 







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