パースエクスプレスVol.129 2008年10月号


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 音楽
  WASOが来シーズン渡日へ
去る9月22 日、今年で創立80周年を迎えた西オーストラリア州シンフォニーオーケストラ(WASO)の2009年シーズンの開始式がPerth Concert Hallで開催された。

当日は、2009年シーズンから首席指揮者兼芸術アドバイザーを務めるPaul Daniel氏が、WASOの新しい始まりとなる来シーズンへの希望と勢いを感じさせる演奏を発表し、政府関係者、スポンサー各社、団体関係者、メディアなど多数の出席者たちがその音色に耳を傾けた。イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽ディレクターや世界各地のオーケストラ団体で活躍したDaniel氏は、「首席指揮者として、WASOの楽団員たちと新しいスタートが切れたことを光栄に思います。来シーズンはみなさんが聞き馴染んだ曲の演奏を含めつつ、今までのWASOにはなかった曲目も演奏していく予定です」と抱負を語った。


Photo Courtesy Of West Australian Symphony Orchestra

WASOは来シーズン、日本とのビジネス提携20周年を迎えるNorth West Shelf Australia LNG社の支援により、初となる日本ツアーを5月に行う。日本を代表するバイオリン奏者、竹澤恭子氏とディジュリドゥー奏者のWilliam Barton氏の両氏とともに主要4都市をまわり、WASOだけが作れる独特の世界を日本で演奏する。日程は、5月18日に福岡の福岡シンフォニーホール、翌19日に大阪のシンフォニーホール、20日に名古屋の愛知県芸術劇場、そして23日に東京のサントリーホールで公演をする予定。またWASOは、来年の2月中旬から3月上旬にかけてキングスパークで、グラミー賞受賞歌手のRoberta Flack氏や、人気グループHuman Natureらと野外コンサートも開催する。

本誌独占インタビュー
WASOに21年間所属する日本人チェロ奏者、小松茂氏にお話を伺いました。

Q:初の日本ツアーに、何か特別な思いはありますか?
A: オーストラリアに来てWASOに入団してから、団員として日本に行き、友人や家族に聞いてもらいたいという夢がありました。今までの状況では難しかったのですが、今回North West Shelf Australia LNG社から多大なる援助を頂いて、日本ツアーが現実のものとなり、本当に夢のようです。

Q:小松さんにとってWASOの魅力とは何ですか?
A: 日本のオーケストラの団員はほとんど日本人ですが、ここは団員の半分以上が私を含めて海外から来ています。そのため、団員たちはいろいろな音を出せて、いろいろな感じ方ができます。そして、それを1人の指揮者がまとめて、素晴らしい演奏ができるのが魅力だと思います。

Q:本誌の読者にメッセージをお願いします。
A: 夏場は野外での公演が多いですし、無料コンサートなどもあります。また、映画に行くぐらいの値段で購入できるチケットもありますので、ぜひ一度、生の演奏を聞いて楽しんでもらえたらと思います。



演奏後、充実した笑顔でインタビューに答えてくれた小松さん

 

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