短歌
なんとなくまどぎわにたち手をふれば
とおざかりゆく記憶のかけら
いきふいてふくらませてはとんでゆく
シャボンのたまはとおいかなたに
ポケットにひろがる海をしのばせて
クラゲのあそぶ夕日をながめる
雨の日に天からおりた水たまり
光をつたってまたそらにゆく
人形のみつめるさきをみつめれば
風にゆれてるコスモスのはな
(マルコ)
俳句
花ばたけ月無し日無し地平線
口もとに蝿のまつわる散歩道
(東老生)
エノコロ草棚に猫缶残りおり
幼達とツリーを飾る海は青
(猫)
まちかどにじてんしゃとめるとしのくれ
(シゲ)
川柳
まってるよサンタクロースこのとしで
(タカ)
朝焼けに何か良い事ありそうな
(Takako)
相撲取り押し引き投げてメシを喰う
(いさを)
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