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【短歌・俳句・川柳会】 二〇二五年 七月の会(最終会)

 

短歌

昨日から なぜか気になる この想い こころの隅に うまく置けない

あの空の むこうに何が あるのかな 巨人の国か お菓子の国か

雲のうえ 雷さまが 太鼓うつ ピカピカドンドン 陽気に歌う

夕ぐれて 銀河を走る 汽車の窓 風にふかれる 流れ星たち

ゆっくりと 光が空より 下りてきて 小さなこころ 踊りはじめる
(マルコ)

 

俳句

梅雨晴れ間 ぐち言いつつも 義母の世話

たんぽぽの 坊主となりし 蕊とんで
(猫)

小春日に 小鳥が窓の 戸をたたく
(シゲ)
 
 

川柳

待ちぼうけ 天国行きの バス時間
(タカ)
 
 


【短歌・俳句・川柳】
長らく連載させて頂きました当コーナー【短歌・俳句・川柳】を今回限りで終了とさせて頂きます。「パースエクスプレス・マガジン」を発行していた時分から「パースエクスプレス・ウェブサイト」へ移行してもなお多くの方から投稿を頂きました。この場を借り、お礼申し上げます。本当に有難うございました。 パースエクスプレス編集部







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