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【パースエクスプレス・マガジン】スペシャル・インタビュー パースで全日本男子体操ジュニア強化合宿

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※取材・インタビュー日:2月26日

2月21日~27日に全日本男子体操ジュニア選手団13名(中学生5名、高校生8名)の選手と指導者とトレーナー5名の合わせて18名がパースで合宿を行った。団長であり、日本体操協会男子体操強化副本部長兼ジュニア(U-18)部長で、日本オリンピック委員会2019 年度専任コーチングディレクター(体操競技ジュニア担当)の鹿島丈博氏に、また当合宿に参加した土井陵輔選手に今回のパース合宿について伺った。

 

選手の指導にあたる鹿島団長(右)と前島さん(左)。
 
スペシャル・インタビュー

全日本男子体操ジュニア選手団団長 鹿島丈博氏

今回の合宿がパースで行われた経緯をお聞かせ下さい。
縁があってパースの体操クラブ『High Flyers』でコーチをされている前島一貴さんと知り合い、そこで同じく体操を教えているヘッドコーチのIgor Bespalovさんの指導方法や指導論を教えて頂きたく、ジュニア世代の強化の一つになればということでパースに来ました。
 
日本は冬で、オーストラリアは夏という環境面の考慮もあったのですか?
確かに気候が良いということと、安全性に長けているという面はありましたが、現役時代にロシアの第一線で活躍され、現役引退後もロシアンスタイルで体操を教えてらっしゃるIgor Bespalovさんのトレーニングスタイルを教わるという目的は大きかったです。
 
本日が合宿最終日ですが、成果はいかがでしたか?
4月に全日本選手権がありますが、東京五輪の選考大会にもなっています。その大会に出場する選手も今回ここに来ていますし、彼らにとっても成果はあったはずです。
 
今回はU15、つまり中学生の全日本代表クラスの選手も来られていますね?
はい、今回の合宿は東京の次のパリ五輪、またその次のロサンゼルス五輪に向けて、基礎作りを含めた長期的戦略の一つとしての合宿でもありました。
 
体操後進国のオーストラリアで合宿を行うメリットは何だと思いますか?
スポーツにおいてコミュニケーションはとても大切だと思います。言語の壁だけでコミュニケーションがとれないのはもったいなく、そういった意味でも海外の選手と触れ合える今回の合宿は意味があると思っています。海外での生活を通して文化や考え方の違いを経験し、この気候の下、慣れ親しんだ所ではなく特異な環境でのトレーニングは選手たちにとって大きな財産になったと思います。
 
最後に、世界でも日本のお家芸となる体操競技で将来のあるジュニア世代たちを預かる上で大切にされていることは何ですか?人あってのスポーツだと思っていますので、人としての育成も考えたトレーニングを心掛けています。そして、今パースに来ているこの選手たちが近い将来、トップに辿り着いた時の土台となる原点を作ってあげられればと思っています。それが、人間性であったり、体操の基本であったり、その原点を徹底して指導できればと考えています。

  鹿島 丈博 (かしま たけひろ)
日本体操協会男子体操強化副本部長兼ジュニア(U-18)部長 / 日本オリンピック委員会2019 年度専任コーチングディレクター(体操競技ジュニア担当) / 大東文化大学スポーツ・健康科学部准教授
1995年全日本選手権に出場し、あん馬を男子史上最年少の15歳(中学3年生)で優勝。2003年の世界体操選手権では日本体操史上初めて、あん馬で優勝。2004年のアテネ五輪に出場。団体で金メダル、種目別でもあん馬で銅メダルに輝く。2008年の北京五輪にも出場。団体で銀メダルを獲得。同年に現役を引退し、以後、後進の指導にあたる。

 
スペシャル・インタビュー

土井陵輔選手

この合宿での土井さんご自身の目的は?
挑戦も兼ねた東京五輪出場のための合宿です。そして、4年後のパリに向けての強化のためでもあります。パリ五輪は絶対に出たいと思っています。
 
土井さんにとっての体操とは?
小学1年生から体操を始めましたが、今でも体操をしている時はめちゃくちゃ楽しいです。特に、練習していた技ができた時は最高です。技を練習している時は怖いと感じることもありますが、その恐怖心に打ち勝って技が習得できた時は本当に嬉しいです。
 
パースの印象を教えて下さい。
海外合宿は今まで幾度なく経験していますが、今回、予定が変更され丸1日がオフの日ができ、みんなでパース観光に行けて、いろいろな海外経験ができたのは本当に楽しかったです。その中で、パースは人が優しいという印象も受けました。

  土井 陵輔(どい りょうすけ)
岡山県にある関西でも有数の体操強豪校、関西高校体操競技部所属。2019年にハンガリーで開催された第1回世界ジュニア体操競技選手権大会に日本代表で出場し、団体で優勝、個人総合では2位に輝いた。

 


集中して高度な技を繰り返し練習する選手たち。


在パース日本国総領事館の鈴木徹総領事<写真:上段中央>へ表敬訪問した鹿島団長<写真:上段右>、前島さん<写真:上段左>と選手たち。


練習最終日の終了後に選手に言葉をかける鹿島団長。

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