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【パースエクスプレス・マガジン】日本の体操クラブがパースで合宿

将来のオリンピック金メダリスト、体操界の未来を担う若き体操選手たちがパースを訪れた。在パースの体操クラブで練習し、ホームステイで文化交流を体験しなが、練習時間外ではパース観光も楽しんだ。
 

日本の「アインス体操クラブ」の小学校2年生から高校1年生の選手たちが合宿のためパースを訪れた。
 
2020年には東京で五輪が開催される。開催種目の中で日本のお家芸ともいえる体操競技は、リオデジャネイロ五輪男子体操で日本チームは「団体金メダル」を、個人種目でも個人総合で内村航平選手が金メダルを獲得し、東京五輪でもメダル・ラッシュが期待される。現在、その日本の体操競技の根底を支えているジュニア体操クラブは、日本全国で300以上(全日本ジュニア体操クラブ連盟加盟クラブ<当ウェブサイトより>)を数えるが、過去にオリンピック選手を輩出している大阪の「トミオカ体操スクール」から2016年に分社して2016年に設立された「アインス体操クラブ」の選手たちがこの度、パースを訪れた。
 
今回帯同した「アインス体操クラブ」代表の冨岡直彦さんは『日本の大学での後輩でもあった前島一貴君(本誌連載【前島イズム 継続のエクササイズ】を寄稿)がパースで体操のコーチをされていることがきっかけで、今回のパース合宿が実現しました。当クラブのエリートコースから有志を募り、今回は12名で来ましたが、子どもたちへの刺激、気付き、発見が合宿の目的でした。体操面では前島君をはじめ、前島君が所属する“High Flyers”のコーチ陣から高いレベルの指導を受け、大きな成果を得れました。文化面でもローカルの家庭で子どもたちがホームステイをさせて頂き、初めて飛行機に乗る子もいる中、まさに“海外”を知ってもらえた大きな機会になったと思います』とパースでの全て出来事が貴重な体験だったと話された。
 
 

選手の補助をしながら指導にあたっている「アインス体操クラブ」代表の冨岡直彦さん。
 

前島一貴さんと熱心に指導にあたる「アインス体操クラブ」の利國将也コーチ(写真右)。
 

訪問先の体操クラブ「High Flyers」のコーチと一緒に指導にあたる「アインス体操クラブ」の冨岡友子コーチ。
 

初めての海外合宿では、体操の練習以外にもパース周辺の観光スポットやビーチ等にも訪れ、パースの観光も満喫した。
 

日本からの選手たちへ指導する本誌連載寄稿者、前島一貴さん。







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