オーストラリアと日本をつなぐリンク・メディア『パースエクスプレス』

【新型コロナウイルス関連】西豪州における制限の更なる緩和措置が第2段階へ


 

スコット・モリソン豪首相や各州首相が5月8日の午前中、国家内閣(National Cabinet Meeting)の会合を行い、その後同日にモリソン首相は、豪州内における制限緩和の行程表(ロードマップ)を発表した。

発表されたロードマップはあくまでも国の方針となるが、その方針を受けた各州がそれぞれの状況に合わせて、緩和の内容や日程などを調節することなった。そして、マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は5月10日(日)に西オーストラリア州の規制緩和策を公表した。
 

 

更新日:5月11日(月)
▶西豪州の規制緩和5月18日から第2段階へ

マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は5月10日(日)に会見を行い、西オーストラリア州においては州の規定による第2段階(Phase 2)への規制緩和策を5月18日(月曜日)から行うと発表した。すでに4月27日から第1段階(Phase 1)の規制緩和策をとっていた西オーストラリア州だが、今回の発表は大きな変化となる。

<第2段階における制限緩和の概要>
・ 【職場復帰】体調不良又は基礎疾患でない場合の仕事場への復帰
・ 【集会人数制限】屋内外の集会制限が20人まで可能
・ 【外食】レストラン、カフェ、バー、パブで20人までの接客可能、1人につき4平方メートルを確保
・ 【公共施設】図書館やコミュニティセンターで20人まで
・ 【結婚式・葬儀】結婚式や葬儀は屋内20人まで屋外30人まで
・ 【フィットネスクラス】屋内外のフィットネス、ダンスクラスで20人まで、共有備品は最小限
・ 【運動、レクリエーション】非接触のコミュニティスポーツ、トレーニングで20人まで
・ 【公共プール】公共スイミングプール(制限あり)
・ 【西豪州内における旅行】州内の移動制限地域が4地域に縮小、4つの地域境界線内であれば旅行可能
  ①Perth、Peel、Wheatbelt、South West、 Great Southern地方
  ②Mid-West、Gascoyne、Pilbara地方
  ③Goldfields、Esperance地方
  ④Kimberley地方

1.5mの社会的距離(ソーシャルディスタンシング)や手洗い等の公衆衛生は引き続き守って行動するよう求められている中、西オーストラリア州政府は5月18日からの第2段階の規制緩和実行後、4週間後に第3段階の規制緩和策が開始できるかどうか検討するとしている。

(情報元:西豪州首相会見記録/5月10日)


<会見で第2段階の緩和措置を発表するマーク・マガウワン西オーストラリア州首相>

関連記事:更新日:3月22日(日)▶レストランやカフェ閉鎖。テイクアウェイ営業のみ。
関連記事:更新日:3月30日(月)▶家族以外の集会は2人まで
関連記事:更新日:4月26日(日)▶集会の制限一部緩和。10人まで可能に
関連記事:更新日:4月27日(月)▶一部規制緩和によって10人までで可能になったこと








関連記事