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【パースエクスプレス・マガジン】2018-19シーズンAリーグ パースグローリー試合日程・結果

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悲願のレギュラーシーズン優勝を果たしたグローリー!オーストラリアの西側へ優勝プレートが渡ってきたのは2014年の女子グローリーが優勝して以来のこと。ただ、ファイナルシリーズのチャンピオントロフィーは未だ渡ってきたことがない。ファイナルシリーズで念願のチャンピンに輝くことができるだろうか?!
 

2018-19シーズンAリーグ パースグローリー試合結果

 

Round 25 : 2019年4月14日

Perth Gloy  

1

0

  Newcastle Jets

会場:HBF Park

 
Aリーグ開幕の2005年から14シーズン目で、この日がパースグローリーにとって歴史的な日になることをグローリーのファンなら誰もが祈っていたことだろう。この試合に勝つことで、初のリーグ優勝となる。今シーズンの躍進を支えた背番号19番のChris Ikonomidisが前節の肩の負傷でベンチ外。それを除けば、ほぼベストメンバーのグローリー。しかし立ち上がりにJetsの背番号9番、Roy O’Donovanによって連続してピンチに立たされる。

その後、落ち着きを取り戻し、背番号7番のJoel Chianeeseや背番号9番のAndrew Keoghがチャンスを作るも、前半は0対0で終わる。後半開始から、前半の流れを汲んで、グローリーは怒涛の攻撃を展開する。後半13分にはChianeese、17分には背番号17番のキャプテン、Diego Castroがネットを揺らすも、共にオフサイド判定でノーゴール。

しかし、この日もこの男だった。後半20分、中央突破でCastroが相手DFの間を見事に打ち破るスルーパスを背番号5番のIvan Franjicに通す。そして、Franjicは丁寧にボールをゴールに流し込み、待望の先制点を奪った。この男、Castroの見事なスルーパスで均衡を破った。得点後はJetsも反撃を試みるが、フィニッシュまで到達できず、タイムアップ。

パースグロリーが2試合を残して見事、悲願のレギュラーシーズン優勝を果たした。
 

紙吹雪が空を舞う。中央でグローリーのキャプテン、背番号17番のDiego Castroが優勝プレートを掲げた。Aリーグ開幕以来、初のレギュラーシーズン優勝を果たしたグローリー。
 

記者会見では優勝メダルと共に笑顔を見せるグローリーの監督、Tony Popovic(写真左)。グローリーの優勝を祝福したNewcasle JetsのErnie Merrick監督(写真右)。

 
 
Round 26 : 2019年4月18日

Perth Gloy  

0

1

  Sydney FC

会場:Netstrata Jubilee Stadium

 
前ラウンドではすでにレギュラーシーズン優勝を決めているグローリーだが、リーグ2位のSydney FCとは今後行われるファイナルシリーズで対戦する可能性があるので、ここでも叩いておきたい。ただ、メンバーはベストからほど遠い布陣だった。Sydney FCにとってもこの試合の勝敗で順位への変動がないため、高いモチベーションが見られず、両チームともに単調な試合運びで時間ばかり過ぎていった。

前半37分、右からの攻撃でファーサイドにクロス送り、ヘディングの折り返しが直接グローリーのゴールラインを割る直前に、チームトップスコアラーでリーグ2位の背番号9番のAdam le Fondreが体にボールを当てて先制点を奪う。迎えた、後半も両チームとも決定機はなく、注目すべきはグローリーのTony Popovic監督の息子、背番号29番のKristian Popovicが17歳でAリーグデビューを果たしたことぐらいだっただろう。

試合はそのまま1-0のSydney FCの勝利で終わった。

 
 
Round 27 : 2019年4月28日

Perth Gloy  

5

0

  Wellington Phoenix

会場:HBF Park

 
ファイナルシリーズ出場が決まっているグローリーと、この試合に勝てば順位を一つ上げて、5位でファイナルシリーズに進出できるWellington Phoenixとの一戦。ホームでかつ、メンタル的にも優位に立つグローリー。スターティングメンバーの顔ぶれをベストメンバーに変えてきた。試合開始早々、相手陣内で試合を優勢に進めるグローリー。けがから復帰した背番号19番のChristopher Ikonomidisが再三、サイドからクロスをあげる。

また、中央で背番号17番のDiego Castroがチャンスメイクする。迎えた前半24分。左サイドから駆け上がったIkonomidisがクロス。ゴール前でCastroがダイビングヘッド。そのボールはクロスバーを叩くも、跳ね返ったボールに背番号9番のAndrew Keoghが相手DFとの競り合いに勝ち、グローリーが先制点を奪う。そして、31分にはPA内でCastroが粘ってボールをキープして、背後の背番号3番、Jason Davidsonへ。そのボールをゴール前に絶妙なチップキック。そこに、先制点を決めたKeoghがまたも頭で合わせて追加点を奪った。

後半もグロリーペース。開始6分、背番号5番のIvan FranjicからのクロスをCastroがドンピシャで合わせて3点目。その後もグローリーは攻撃の手を緩めない。自陣中央からCastroの完璧なスルーパスにIkonomidisが反応し、GKと一対一に。冷静にゴールマウスへシュートを叩き込むと、試合終了間際にはCastroのスルーパスに背番号7番のJoel Chianeseが抜け出して、ゴール前に強めのクロス。そのボールをスライディングで背番号11番のBrendon Santalabが押し込み、5点目を奪った。

この試合で勝ち点を60の大台にのせ、Round 4から1位をキープし続けたグローリーのレギュラーシーズンは終わった。
 

グローリーにとって歴史に残るレギュラーシーズン最終ラウンドはWellington Phoenixが相手だった。
 

試合後、選手たちがグランドを一周、ファンに拍手を送りながら回った。
 

この試合の中心はやはりグローリーの背番号17番、Diego Castroだった。また試合終了後、オーストラリアプロサッカー選手組合によって選出された「Alex Tobin Medal」を同選手が受賞されたことも発表された。
 

来シーズンからAリーグ新加盟のWestern Unitedの初代監督候補の一人でもあるWellington PhoenixのMark Rudan監督は大差の敗北については「妥当」の一言で記者陣の質問に答えた。
 

ファイナルシリーズへの抱負を慎重に述べたグローリーのTony Popovic監督。あくまでも目指すはファイナルシリーズのチャンピオンだが、まずはセミファイナルの試合を念頭に置いていると語る。
 
 

パースグローリー・クラブ年間表彰式

 
2018–19シーズンのAリーグとWリーグにおけるパースグローリーの最も活躍した選手たちに送られる最優秀選手賞や各賞授賞式が、Crown Towers Ballroomで行われ。そして、その式典にて最優秀選手賞には、Aリーグでは背番号17番のDiego Castroと、Wリーグでは背番号20番のSam Kerrが選ばれた。以下は、その他の賞も含めた受賞者の一覧。
 

●パースグローリー・クラブ年間表彰式
「Hyundai A-League Most Glorious Player Award」:
Diego Castro

●パース・グローリー最優秀選手賞(Wリーグ)
「Westfield W-League Most Glorious Player Award」:
Sam Kerr

●シーズンを通して活躍したユース選手に贈られる
「Foxtel Y-League Most Glorious Youth Player」:
Henry Hore

●チームメートが選ぶ年間優秀賞(Aリーグ)
「Men’s Players’ Player of the Year」:
Juande

●チームメートが選ぶ年間優秀賞(Wリーグ)
「Women’s Players’ Player of the Year」:
Sam Kerr

●ファンが選ぶ年間優秀賞
「Members’ Player of the Year」:
Neil Kilkenny

●得点王(Aリーグ)
「Bobby Despotovski Golden Boot Winner」:
Andy Keogh

●得点王(Wリーグ)
「Women’s Golden Boot Winner」:
Sam Kerr

●最も記憶に残ったゴールへ贈られる
「Men’s Goal of the Year Winner」:
Neil Kilkenny (vs Newcastle Jets in Round 16)

●オーナーからクラブ職員に贈られる
「Chairman’s Award Winner」:
Joseph Marafioti
 

開式と共に、初の栄冠に輝いたグローリーの選手たちに労いの言葉をかけるグローリーのオーナー、Tony Sage。

13得点のシーズン・チーム最多得点記録を打ち立てた得点王の背番号9番のAndy Keogh(写真中央)。

ファンが選ぶ年間優秀賞と最も記憶に残ったゴール(Round 16のNewcastle Jets戦)の2冠に輝いた背番号88番のNeil Kilkenny(写真左)。

これから控えるファイナルシリーズへの抱負を語るグローリーのTony Popovic監督。

チームメートが選ぶ年間優秀賞に選ばれたスペイン人プレーヤー、背番号27番のJuande(写真中央)。

グローリーの年間最優秀選手賞を受賞した背番号17番のDiego Castro。4シーズンの在籍で今回が3回目の受賞となる。

ステージに上がり、参加者から大きな拍手を受けるグローリーの選手たち。

 
 

2018 – 19 Aリーグ・レギュラーシーズン結果&順位表

 
今シーズンは序盤で順位が固定し、その後は大きな変動もなく、閉幕となった。グローリーもRound 4から首位をキープ。また、昨年のレギュラーシーズン1位だったSydney FCとファイナルシリーズで下剋上を演じてチャンピンとなったMelbourne Victoryが2位と3位争繰り広げたが、地力に勝るSydney FCが2位でシーズンを終えた。
 


 
 

パース・グローリー グランドファイナル 進出決定

2018-19 Aリーグ・ファイナルシリーズ 結果&対戦表

 

SEMI FINAL Game 1 : 2019年5月10日

Perth Gloy  

3(5)

3(4)

  Adelaide United

会場:Perth Oval

 

<前半>レギュラーシーズン1位のグローリーにとっては満を持してのファイナルシリーズのセミファイナル。シーズン4位のAdelaide Unitedと戦う。前週ではElimination FinalsでMelbourne City相手に劇的な勝利を収めてのこの日の試合となったAdelaide Unitedだが、日程とアウェイゲームといった条件では分が悪い。しかし、試合開始とともに主導権を握ったのはAdelaide。前線からの早いプレスが功を奏し、ボールがAdelaide陣内へなかなか侵入しない。入ったとしてもDFからの浮き球のパスなのでボールの処理に時間がかかり、攻撃に直結しない。悲願のAリーグチャンピオンに暗雲が立ち込めるのかといった不安を感じさせる序盤となった。前半20分過ぎまではAdelaideが試合をコントロールするも、この状況を打破したのが、グローリーのキャプテン。背番号17番のDiego Castroだった。前半29分、右サイドからの攻撃。背番号5番のIvan Franjicが背番号19番のChristopher Ikonomidisにパス。Ikonomidisは、背番号9番のAndrew Keoghの背後を走るCastroへキラーパス。Castroは相手GKと一対一になるも、さすがのボールコントロールでGKの動きを見極め、冷静にボールをゴールに流し込んだ。このキャプテンの先制でスタジアムの観客は総立ちとなった。この一点によりグローリーが徐々にペースをつかみ、Adelaideも応戦する中、一進一退のまま前半は終了した。
 

試合前の両チーム(上がグローリーで、下がAdelaide United)。
 

<後半>後半立ち上がりは、前半同様、Adelaideペース。Adelaideの前からのプレスがまた活きている。ただ、またもこの男が流れを変える。後半29分、相手CKからのカウンター。背番号3番のJason Daividsonが相手DFと競り勝ち、こぼれ球をIkonomidisが拾い、ドリブルで相手陣内へ。そこに左サイドから駆け上がったCastroがパスを受け、一度は相手DFを切り返しで振り切り、GKの逆を突くシュートで見事、この日2点目を挙げた。この追加点により、試合は一方的になるかと思いきや、さすがのファイナルシリーズ。7分後、グローリーのゴール前でのDF陣のクリアーがもたつく間、Adelaideの背番号9番、Papa Baba Diawaraがボールを押し込んだ。そして、時計は試合終了の90分を指し、アディショナルタイムは4分。恐らく最後のプレーになっただろうAdelaideのCK。グローリーがヘディングでクリアー。そのクリアーのボールが甘くなり、背番号7番のRyan Kittoが値千金のゴールでなんと同点に追いつく。そして、終了のホイッスルが鳴った。
 

後半アディショナルタイムでこのCKの後、2対2に追いつくAdelaide United。
 

<延長戦>試合は前後半15分の延長戦へ。この時点でグローリーは3人の選手交代枠を有し、Adelaideは延長戦分の1枠のみ残し、3選手枠を使い果たしていた。後半の立ち上がり、選手たちの足元が重い。そこですかさず、グローリーベンチが動き、一気に2選手を交代させた。背番号20番のJake Brimmerと、背番号23番のScott Neville。この交代が功を奏す。延長前半14分、Nevilleから中央を介して、左サイドに展開。そして、Davidsonのクロスを上げ、またもNevilleが頭で合わせ待望の勝ち越し点が生まれた。スタジアムに詰めかけた最多観客数記録を更新した17,868人の観客はマックスで沸き返る。そして、迎えた延長後半。両チームとも体力戦となる中、なんとAdelaideが最後の底力を見せた。試合終了まで残り5分の時、左サイドからの大きなクロスに背番号2番のMichael MarroneがDavidsonとのヘディングの競り合いに勝ち、3対3としたのだ。その後、試合終了のホイッスルが鳴り、精魂尽きた両選手たちはPK戦へ。
 

<PK戦>このPK戦も壮絶な戦いとなった。2番目に蹴ったグローリーのCastro、AdelaideのキャプテンIsaiasが共にGKによってシュートを阻まれ、4対4で迎えた5人目は両選手とも決め、サドンデスへと突入した。そして、なんと両チームとも6番目と7番目の合計4選手が続けてGKに阻止される。そこで、迎えたAdelaideの8人目のシュートをグローリーのGK、背番号33番のLiam Reddyによって、またも止められた。Reddyはこれで8人中4選手のシュートをブロックしたことになる。グローリーの8人目は、背番号7番のJoel Chianese。ゆったりとした助走から右足を振り抜き、ボールは左サイドネットへ。相手GKは反対の右側へ飛び、試合終了となった。120分間で3対3、PK戦では合計16人のプレーヤーが蹴ったことになった。最後の勝敗のカギは、使い切ったと思われたその精魂を僅かに残していたグローリーに軍配が上がったのかもしれない。
 

グローリーが後攻でPK戦が始まる。
 

PK戦のグローリー1人目、背番号27番のJuandeのキックはGKと反対に飛んだ。
 

Adelaideの8番目の選手のキックをGKの背番号33番、Liam Reddyが止める。
 

グローリーの8番目のキッカー、背番号7番のJoel Chianeseのシュートがネットを揺らし、グローリーのグランドファイナル進出が決定した。
 

スタジアムに詰めかけた最多観客数記録を更新した17,868人の観客は劇的な勝利に酔いしれた。
 

総力戦を制したグローリーのTony Popovic監督。記者会見ではさすがに笑みがこぼれた。
 

PKが行われるゴールサイド決定について苦言を呈したAdelaide UnitedのMarco Kurz監督。悔しさをにじませた。
 

記者の目
2005年のAリーグ開幕以来、グローリーのホームゲームはほとんど取材してきた。その経験を元に、このAdelaide United(SEMI FINAL Game 1)戦は、最も壮絶な試合のひとつだったと言える。2対0のスコアになった時、グランドファイナル進出は問題なさそうだと思い、周りの記者仲間たちもそう思ったに違いない。そして、パースオーバルに詰めかけたファンも同じ感覚だっただろう。しかし、蓋を開ければこの結果。理由は、グローリーにはファイナルシリーズで勝つための経験値が足りなかったのだと察する。PK戦での相手の7人目が外した時は、この敗北経験が来年に活きるだろうと後ろ向きだった。勝つという経験値は適所で勝ってこそ得れるものだと再認識した。
 


本誌記者:2005年のAリーグ開幕年からリーグ認定記者としてパースグローリーを中心とした試合結果を本誌に紹介してきた。


 


このページは Perth Glory FC を応援するページです。 パース・グローリーFCの公式ホームページ www.perthglory.com.au


 
 

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