Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

2006年3

各ビザの変更に関するお知らせ

<申請書が新しくなりました>
今年3月1日から、多くのビザ申請書が新しくなりました。特に、スキルド・インディペンデント・ビザの申請書として使われている“47SKフォーム”の変更内容についてはご注意下さい。また、今後のビザ申請で最新の申請書を提出していない場合は、受理されない場合があります。使用される申請用紙が最新のものかを確認されることをお薦めします。

MODLの変更
MODL(Migration Occupation in Demand List)を利用してビザ申請を考えている方に朗報です。DIMAでは、MODLに挙げられている職業によってポイントの累計を行っていますが、もし申請時に、自分の申請する職業がMODLに載っていたとしても、審査期間中にその職業がMODLから削除された場合は、そのポイントを取得することは出来ませんでした。ところが、最近のある裁判事例によって、申請書を提出した段階で自分の申請する職業がリストに挙げられていたならば、例えその後、削除されても申請者はそのポイントを取得出来ると認められました。これは、大変重要な進展と言えるでしょう。

スキルド・インディペンデント・ビザの変更
DIMAのウェブサイトによると、スキルド・インデペンデント・ビザの申請者は、申請をする前に審査機関によるスキル審査を完了していなければならないとありました。しかし、この規定は去年の段階で変更されており、実際にはスキル審査への申請書を提出したという証明があれば問題ないとされています。

ワーク・エクスペリエンス
先月もお伝えしましたが、DIMA(The Department of Immigration & Multicultural Affairs)は、永住権取得を目的とした卒業生を対象とするスペシャル・テンポラリー・ビザの追加を検討しています。これは、卒業生のワーク・エクスペリエンスが十分でない方にとって就職は困難という点から、一定期間中のワーク・エクスペリエンスのため
のビザであり、その後の永住権申請をする上でも重要となってくるでしょう。このトピックはあくまでも現在、議論されている内容であり、まだ政府からの正式な発表ではありませんので、ご留意下さい。

近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。本文は、Gorshu Pty Ltd(移民省公認登録番号9791459)の資料提供のもと掲載しております。ビザに関するお問い合わせは、オンラインビザ相談ページ

 

2006年3月
※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。