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パースエクスプレスVol.172 2012年5月号

●「地元に根ざした仕事で英語の上達も図る」 森田 力さんのある日
日本でエンジニアとして働いていた森田さん。しかし友人の誘いもあり、ラーメン屋としての独立を目指し、転職した。寝る間を惜しんで働き、味はもちろん経営方法も学んだ。平行して、趣味の旅行で行ったアジア諸国やアメリカ、中南米では、現地の人たちとのコミュニケーションに苦心することも。そこで、世界観を広げるためにも英語を身に付ける方が先決と判断した森田さんは、ワーキングホリデーで渡豪。日本での大型トラックを運転した経験を活かし、パースでは運送会社で仕事をする。「運送業は、地元の人の目線で仕事ができ、パースのことを知ることもできます。旅行ではなく、その土地での生活を身近に感じられるこの仕事は、自分にとって魅力があります」と話す森田さんの1日を紹介します。
森田 力さん
森田 力さん
(もりた ちから)
30歳


朝はいつも時間に余裕をもって起床 6:00am
朝はいつも時間に余裕をもって起床。社用車で出勤する森田さん。
会社の上司と1日のスケジュールについて打ち合わせ
7:00am
会社の上司と1日のスケジュールについて打ち合わせをする。この日、午前中はひとりで検疫の立会い。そして、午後は引越しの作業。

検疫官の指示に従い、日本からの荷物を開梱
8:00am
検疫官の指示に従い、日本からの荷物を開梱して、英語で中身の説明をする。
家具を梱包する
1:00pm
場所を引越し現場に移して、家具を梱包する。上司の指導も受けながら、作業は進められる。貴重品や割れ物を扱う時は細心の注意を払う。