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パースエクスプレスVol.164 2011年9月号

●「自分のスキルを英語の環境で活かす」 藤本 佳世さんのある日
日本で約7年間、ヘアドレッサーとして働いてきた。毎日夜遅くまで、時には昼食を取る時間さえないほど、忙しく働いてきた。ところが、「英語を勉強したい」、「海外で生活したい」という以前から持ち続けていた想いは日に日に増し、ワーキングホリデー・ビザでオーストラリアへ渡る。仕事の求人状況を考慮し、シドニーへ最初に渡ったが、その後パースに来てみると、やはりその点では苦労した。やっと見つけた仕事は、自分が思い描いていた、“英語を使って仕事をする”環境だった。お客さんとの英語での接客にまだまだ戸惑いながらも、日々の生活に充実を感じている藤本さんの1日を紹介します。
藤本 佳世さん
藤本 佳世さん
(ふじもと かよ)
30歳

体のことも考え、朝食は必ず摂る お昼のお弁当のサンドイッチも用意する。
7:00am
ヘアドレッサーとして働くためには、体力も必要。体のことも考え、朝食は必ず摂る。お昼のお弁当のサンドイッチも用意する。
最寄りのバス停でバスを待つ藤本さん。 8:00am
最寄りのバス停でバスを待つ藤本さん。勤務先のサロンへ向かう。

最初は、シドニーの日本人環境の仕事場で、ヘアドレッサーとして働いた。
9:15am
サロンのオープン準備をする。最初は、シドニーの日本人環境の仕事場で、ヘアドレッサーとして働いた。しかし、オーストラリアへ来た最大の目的は、“きれいな街”と聞いていた憧れのパースへ行くことだった。
サロンのオープン準備をする。
お客さんと英語でのコミュニケーションがうまく取れないことも、しばしば。
11:00am
お客さんと英語でのコミュニケーションがうまく取れないことも、しばしば。そんな時でも、仕上がりやサービスに満足してもらい、喜んで帰って行くお客さんの姿を見て、ますますやりがいを感じる。