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パースエクスプレスVol.163 2011年8月号

●「空手はずっと続けていきたい」 矢野 大河さんのある日
小学校2年生の時、両親の“子どもには海外で教育を受けさせたい”といった考えから、家族で西オーストラリア州へ移住。「最初の授業では英語が全く分からず、周りで何が起こっているのか全然理解できなかったことを今でも覚えています。その後、2週間はイエスとノーだけで授業を受けていました」と話す矢野さんだが、Year 5ではすでに英語の読み書きの授業で上位成績者となり、Year 7では全教科を通して成績トップの5名に送られる『Academic Award』を受賞して小学校を卒業した。また、運動でもクラスから多々選抜されることがあったが、高校生の時にふとしたきっかけで空手と出会う。その出会いは、今までに感じたことのない新しい刺激だった。今年の3月に黒帯を取得し、有段者となった矢野さんの1日を紹介します。
矢野 大河さん
(やの たいが)
19歳

8:30am
メールをチェックし、ニュースに目を通しながら朝食を取る。
9:00am
大学のテキストが入ったバッグの他に、空手の稽古の時に持って行くバッグや古武道の武器ケースも一緒に持って出かける。

10:00am
大学での専攻は、コンピューターサイエンス。将来は、ゲーム・プログラミングの仕事に就くことが今の目標。
6:00pm
生活の一部となっている空手。道場のWilliams Family Karate Academyに到着。