Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス
パースエクスプレスVol.156 2011年1月号

●自転車でパースを疾走し、目標のため突き進む 西岡宏さんのある日
以前は日本で半導体関連の仕事に従事していた西岡さんだが、日々の充実を感じられることは少なかった。そこで一転して、“人と人とがつながり、言葉が返ってくる”接客業に興味を見い出し、ホテルでの仕事に就く。「丁寧な接客をすれば、お客さんからも喜ばれ清々しい気持ちになる」と話す西岡さんは、近い将来、パースの学校でホスピタリティを学びたいといった目標を持つ。そのためにアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ西岡さんだが、限られた時間の中、交通量の多いパース市街の移動やシェアハウスへの往復は、もっぱら自転車だ。エクササイズとして身体にも良い自転車で、颯爽とパースの街を駆け抜ける西岡さんのある日を紹介します。

西岡 宏さん
(にしおか ひろし)
26歳

7:45am
眠い目をこすりながら朝食をとる。トーストにコーヒーで眠気もふっ飛ぶ。
8:00am
ヘルメットを被り、いざ仕事場へ出発。

9:00am
2009年9月にオーストラリアに入国し、2010年10月にパースへ移動。こちらでもホテルで働きたいと願い、パースのほとんどのホテルへ履歴書を持ち込み求職した。今働いているホテルでは、清掃の仕事をしているが、宿泊客に接客する時もある。
4:30pm
ホテルの仕事を終え、次の仕事先へ移動。小回りの効く自転車での移動は、時間のロスも少ない。