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パースエクスプレスVol.155 2010年12月号

●バックパッカーズ経営と子育てを両立する 山村世里さんのある日
当時2歳の長女ウミちゃんと生後5ヶ月の長男スカイ君の子育てに追われる中、2005年にビジネスオーナーになった世里さん。ご主人のジェイソンさんとバックパッカーズの経営に乗り出すも、最初は苦労続きで、泣いて過ごす夜もあった。自身も昔はバックパッカーだったので宿泊する側の気持も分かっていたつもりだが、経営となると話は別だった。しかし、“自分の家のようにくつろげる場所作り”をモットーに、“やりたいことをやらなければならないこと”にして、とにかく前へ進んだ。周りの多くの人にも助けられ、そして何より「4人の子どもたちに助けられている」と話す、世里さんのある日を紹介します。

山村 世里さん
(やまむら せり)
35歳

5:30am
朝は1リットルの白湯を飲むことから始まる。
6:30am
目を擦りながらの朝食。栄養のバランスがとれた食事作りには最も気を遣い、「家族みんな、ほとんど病気はしていません」と話す世里さん。

8:10am
長女のウミちゃん(6歳)を日本人学校に届ける。校長先生と挨拶するウミちゃん。

8:40am & 9:00am
長男スカイ君(5歳)はご主人が小学校準備学級へ、次男リーフ君(2歳)と次女スイちゃん(1歳)は世里さんがデイケアに預ける。


9:30am
休む間もなく、バックパッカーズのレセプションに立つ。サービス重視のビジネスには、接客も大切な要素。笑顔で宿泊客と応対する。

1:00pm
ほんの少しの合間をみて、ご主人とランチへ。いつもこの時間が取れるわけでもない。
5:30pm
2:30に仕事場を出て、ご主人と手分けして子どもたちを迎えに行った後は夕食の準備。そして、家族みんなでのディナー。「3人とまでだったら同時に話すことがができますよ」と笑顔で話す世里さん。1日の出来事をみんなで楽しく話し、毎晩大騒ぎ!


7:30pm
子どもたち4人はお風呂に入った後、ご主人と世里さんにハグとキスをして、みんな一緒にベッドへ。
8:30pm
やっと迎えた自分の時間。しかし、疲れ果ててカウチでうたた寝を…。1人でも大変な子育てを4人もの子育てと、そしてバックパッカーズ経営を同時進行する世里さん。「人生は楽しいです。いろいろなことがあるから!」と話す世里さんのある日でした。