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コーラス

中村さんは週に1回、主に日本人で構成されたコーラスグループ『Choir Sakura‐クアイアさくら(旧名:なでしこ)』の会長を務める。
自身は中学生の頃から聖歌隊に属し、「ゴルフは60歳位から始めたけど、歌はほぼ60年歌っています。歌の魅力はストレス解消と、とにかく集中できること。そして、歌は世界共通ですから」と話す中村さん。

ご主人と共に毎年行なわれるオーディションにパスし、パースで最大級の混声合唱団『Collegium Symphonic Chorus』の一員としても活躍する中村夫妻。10月31日のコンサート(St Mary’s Cathedralにて)に向け練習に精を出す。

ご主人の健太郎さん(写真中央)との出会いも大学のコーラス部だった。健太郎さんはバーバーショップ・スタイルの男声合唱団にも籍を置き、10月23日にコンサートを開く(Perth Modern Schoolにて)。

「日本はこれからもっと定年退職者が増える。私たちがリタイアメント・ビザで来た当初の豪州移民法はすでに改正され、今ではなかなか来られなくなっているのが現状。文化など180度違う両国において、政府レベルでの協議がこれからはもっと必要となるでしょうね」と語る中村夫妻でした。