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パースエクスプレスVol.235 2017年8月号

●「ライフ・コーチングで可能性を広げたい」カレンバ紀子さんのある日

日本の大学在学中にオーストラリアへ短期留学。そのまま当地の大学に編入、大学院を卒業して西豪州水産省に就職。その後、ペイロールや人事のコンサルタントとして企業勤務を経て、コンサルティング会社へ転職し、並行して“ライフ・コーチング”を勉強して資格を取得したカレンバさん。「コーチングを通じて最高の自分を更新し続けてもらいたい」というコンセプトでコーチング会社を設立。現在は、ペイロールや人事のコンサルタントとして企業で働きながら、ライフ・コーチングで過去250人もの人と対話してきたカレンバ紀子さんの1日を紹介します。
宇田川さん 28歳さん
カレンバ紀子

(カレンバ のりこ)

34歳

車
5:30 am
犬の散歩をした後、ボクシングでエクササイズをして汗を流す。
朝サーフィン
6:30 am
義母に娘を届け、出勤するカレンバさん。

波乗り
9:00 am
出社後、同僚と打ち合わせ。現在、ペイロールや人事のコンサルタントとして働きながら、ライフ・コーチングを行う紀子さん。「目標達成のツールの一つとしてライフ・コーチングがあり、自分の将来のゴール設定をコーチングによって手解きします」と話すカレンバさん。
波乗り
「ライフ・コーチングは、“やりたいことがない”や“自信がない”、“一歩踏み込めない”と感じている人や “起業”や“夫婦関係”、“プライベートと仕事との両立”といった悩みを抱えている人へのツールとなります。自分の中の心の声をコーチングのスキルによって引き出します」

5:30 pm
この日は、パースで開かれている「パース女子会」に招かれ、「Impossible to I'm Possible!!」というテーマで講演したカレンバさん。全て日本人女性で17名の参加者の前で“自分を受け入れて”、“自分を認め”、“人と比べるのをやめて”、「自分を愛すること」で目標を達成するコーチングを行った。
波乗り
波乗り
「日本人は謙遜する文化で育ってきていますよね。ただ、その謙遜が自分の目標設定を低くしてしまう消極的な一面ももっています。そうすることで制限を設けて、100%の自分ではなくなってしまいます。海外に住む日本人の、特に女性にはその傾向がみられると思います」

7:00 pm
セミナー後は質疑応答。日本でもセミナー開催の経験のあるカレンバさんは「日本の時に比べ、質問がとっても多かったですね。積極的なアプローチがあるということは関心の高さがうかがえました」

車
8:00 pm
料理をするカレンバさん。「料理は私がほとんど作ります。主人がボスニア出身なので、ヨーロッパの料理も結構作りますよ」
朝サーフィン
8:30 pm
忙しい仕事との合間の、娘との時間はとても大切。「週末は思い切り娘と遊びます!」とカレンバさん。今回のセミナーでは“世界で一人しかいない自分を愛する”ことを特に日本人女性には強調したかったと話すカレンバさんは、「今後ももっとセミナーなどの機会を利用して、“どうせ私だから”を自分の経験やコーチングスキルを活かしながら、“自分を愛して”、“不可能を可能な私”に変えていけたらと思っています」と話すカレンバさんの1日でした。