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パースエクスプレスVol.230 2017年3月号

●「サーフ系ファッション業界で仕事がしたい」大井 成美さんのある

日本の大学在学中にアパレル企業のPRやブランディングを業務(アタッシュ・ドゥ・プレス)とする会社で働き、卒業後もその会社で働いた。沢山の人と関わり合いをもち、コミュニケーション能力が非常に大切となるその仕事で、多くを学んだ。並行して、父親の影響からサーフィンが生活の一部となっていた。ハードな仕事の合間に少しでも時間を見つけ、サーフィンを楽しんだ。そんな中、コミュニケーション・ツールの一つとなる英語の習得も、予てから望んでいたため、サーフィンができる環境もあわせ持ったパースにワーキングホリデーでやって来た大井さん。ローカルの人に囲まれながら仕事やサーフィンを楽しみ、日々ビーチカルチャーを享受する大井さんの1日を紹介します。
大井 成美さん
大井 成美さん

(おおい なるみ)

25歳

車
6:00 am
家はビーチの目の前。サーフボードを抱えてそのままサーフィンができる距離だが、この日は波がなかったため、車で違うポイントへ移動。
朝サーフィン
6:30 am
サーフィンをしている時、「本当に“幸せ”を感じますが、波がない時でも海に入っているだけで“幸せ”を感じます」と話す大井さん。

職場
9:00 am
最初から英語が話せたわけではなかった。英語を習得するためにも、英語環境での仕事が絶対だったため、履歴書を配り、電話をして、Emailを送って、とにかく行動に移した。
職場
ビーチ沿いのカフェで仕事をする大井さん。店員はもちろん、お客さんのほとんどはローカルの人たち。「自分でも、よくこの環境での仕事を得られたと思います。今でも信じられません。なので、毎日が楽しいです!」と大井さん。

波乗り
5:00 pm
午後は、更に車を走らせ、違うポイントでサーフィンを楽しむ。

笑顔
6:30 pm
「日本では、仕事をしながらだとサーフィンができる日は限られていました。今は違います。いつでもサーフィンができる環境にいれて、このライフスタイルは今後も続けられればと思っています」
友達
7:00 pm
仕事先の同僚が家に遊びに来た。違うビーチだが、仕事先も家もビーチに面していて、近い距離にあるため、みんなが気軽に訪れる。

パーティ
8:00 pm
この日は昔からの友達とホームパーティ。料理が好きな大井さんは、日本食を振舞った。サービス業のカフェでの仕事は、日々、コミュニケーションを取りながら、英語のみで仕事をこなす。その経験も活かしつつ「将来は、日本でやっていたPRの仕事と大好きなサーフィンを絡めて、オーストラリアでサーフ系ファッション業界で仕事ができればと考えています」と話す大井さんの1日でした。