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パースエクスプレスVol.228 2017年1月号

●「2017年、やりたいことはやる」竹尾 千佳さんのある日

日本で調理師免許を取得。ただ、その後はアパレル関連で働き、要職に就くようになってからは休みも不定期で、旅行に出掛けることもできなかった。そんな忙しい日々を過ごしていた竹尾さんへの転機は「いろいろなところを見てみたい」という思いからだった。一念発起して、英語力取得のためフィジーに留学し、そしてパースへ。海が大好きな竹尾さんは、人が優しく、街がキレイなパースが直ぐに気に入る。今の仕事にも、過去の調理師免許取得の際の経験が活きる。「2017年はやりたいことはやる」をモットーにパースでの生活や仕事に充実を感じている竹尾さんの1日を紹介します。
竹尾 千佳さん
竹尾 千佳さん

(たけお ちか)

29歳

起床後
7:30 am
起床後、コーヒーを飲みながら映画を観る。朝の日課になりつつあるこの時間は、リラックスしながら、英語の勉強にもなっている。
ペニースケートボード
9:30 am
出勤は、ペニースケートボードと公共交通を使って。

仕込み
10:00 pm
キッチンでの調理作業に付随する仕込みや盛り付け、配膳や洗い場の作業をする日本食レストランのパントリーとして働く竹尾さん。開店前、フロアのテーブルの清掃も、他の従業員と手分けして行う。

仕込み
11:00 am
ランチの営業の前に、手早く仕込みをする。
ランチの営業
12:00 pm
ランチの営業が始まる。「日本からフィジー、そしてパースへといろいろな環境に身を置いて、文化などの違いを見たことで、いろいろなことを考えさせられています。留学やワーキングホリデーを通して、いい勉強をしていると思います」と話す竹尾さん。

ディナーの営業
5:30 pm
ディナーの営業が始まり、オーダーをシェフに伝える。シェフとフロアスタッフとの連結役としても、なくてはならないポジションで働く竹尾さん。
シェフと
6:00 pm
シェフとのコミュニケーションでキッチンでの仕事を円滑に回すのも竹尾さんの仕事。

コーヒーマシン
9:00 pm
1日の営業が終わり、コーヒーマシンの清掃をする。「日本ではアパレルという業界でほとんど働いていたので、今の飲食業での仕事は新鮮です。見聞を広めるためにも充実して、仕事をさせてもらっています」と話す竹尾さん。

食事
10:30 pm
仕事後、職場の同僚たちと食事へ。「他のオーストラリアの都市に比べて、パースは日本人が少ない分、コミュニティが密な感じがします。そのコミュニティで出会う日本人は、職場の人も含め、みんな目標を持っていて、刺激的です。私も2017年は、やりたいことをやる、言いたい事は言う年にしたいと思っています」そして「自分の気持ちに素直に、必要のない我慢はしないで、 食べたい、観たい、 行きたいの気持ちを 大事にしたいと思って います」と話す竹尾 さんの1日でした。