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パースエクスプレスVol.219 2016年4月号

●「海外と日本の架橋になる仕事に就きたい」 橋本 里美さんのある日

日本では営業職を6年間務めたが、オーバーワークを感じていた時、「英語を話し、海外に住みたい」という憧れを実現するタイミングが重なり、オーストラリアへ。営業職に就く前に出会った“レゲエミュージック”ともその6年間は多忙なため、余り楽しめていなかったが、オーストラリアではレゲエ・イベントのチェックは欠かさない。「“好奇心が強く、いろんなことを経験したい”という欲張りな性格なので、毎日が新しい発見の連続です」と話す橋本さんは、マルチカルチャーのオーストラリアで世界から来た人、様々なバックグラウンドや国籍の人とたちと出会った。その経験を活かし、将来は「海外と日本の架橋になるような仕事に就きたいです」と話す橋本さんの1日を紹介します。
橋本 里美さん
橋本 里美さん

(はしもと さとみ)

30歳

パン工場の仕事で1日が始まる。
9:00am
パン工場の仕事で1日が始まる。「オーストラリアでは、夏より冬にパンが多く消費されているんだそうです。夏は外食が増えたりシリアルがよく食べられるからだそうです」と橋本さん。
いざビーチへ。
4:00pm
海まで車で約10分の所に住む橋本さん。カヌーを自分の車に乗せて、いざビーチへ。

リフレッシュ
4:30pm
「夏のパースは日の入りが遅く、仕事後でもビーチに行って、リフレッシュできます。これは、オーストラリアの魅力のひとつですね」

サンセットの写真
6:30pm
サンセットの写真を撮るのも趣味の橋本さん。「日本の海にはない、空と雲、海とビーチのコントラストが大好きです」
ホームパーティー

シェアメートと近所のお友達とホームパーティー。この日、橋本さんは巻き寿司を作った。パーティー後は、「シェアハウスにピアノがあるのでピアノの練習をしたり、読書を楽しんだりしています」と話す橋本さんの1日でした。


「橋本さんの休日」


カフェでリラックス
4:00pm
ヨーロッパやアジア、オーストラリア人といった国際色豊かな友達とカフェでリラックスした時間を過ごす。
街にでれば

「街にでれば、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあって、いつ来ても飽きません」

レゲエ
8:00pm
中学生の頃からジャズダンスを習っていて、踊ることがとにかく好きだった。そして、レゲエとの出会いは20歳の時だった。「人生観が変わる思いでした」と話す橋本さんは、クラブなどでのレゲエのイベントに出掛けて行き、同じ価値観を共有できる世界からの友達と“自分を自然と笑顔にさせてくれる時間”を楽しむ。
いろいろな国の文化に触れたい

「これからもいろいろな国の文化に触れたいと思っています。もちろん、レゲエを通しても。そして、自分のその経験を日本で活かせたらと思います。例えば、日本に来た外国人観光客に日本の文化や観光地を紹介するような仕事で。そのためにも、紹介される側の文化もリスペクトできるように、異文化に触れることを大切にしたいと思っています」と話す橋本さん。