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パースエクスプレスVol.218 2016年3月号

●「ずっとパースで美容師として働きたい」 荒武 奈々さんのある日

日本で11年間、ヘアサロンで働いてきたが、渡豪への決心に3年もの月日を掛け、オーストラリアへ旅立つ2週間前まで仕事をこなした。そして、子どもの頃からの憧れだった“海外生活”を実現させた荒武さんだったが、オーストラリアでの生活における準備段階があまりにも少なかったため、英語では苦労した。しかし、日本での経験が直ぐに活かせ、ヘアサロンで働くことに。パースに生活の場を移しても、ヘアサロンでの仕事を得ることができた。「美容師として働けている今、日々充実しています。パースという街もとても気に入りました。素敵な職場や友達と出会えて毎日が幸せです」と話す荒武さんの1日を紹介します。
荒武 奈々さん
荒武 奈々さん

(あらたけ なな)

32歳

お昼のお弁当をキッチンで作る。
4:00am
外は、まだ真っ暗。お昼のお弁当をキッチンで作る。
自転車でヘアサロンへ。
9:30am
日本食レストランでの仕込みの仕事を終え、自転車でヘアサロンへ。今の季節、気候もよく過ごしやすいので、自転車での移動も気持ちが良い。

開店前の準備をする。></td>
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ヘアサロンの開店前の準備をする。「美容師になったきっかけは髪形一つで人生まで変えられると思ったからです。自分も経験しましたが、特に女性はヘアスタイルが自分の気に入ったものになったとき、表情まで変わって、もっとかわいくなれるんです」
カウンセリング
10:00am
施術前のお客さんとのカウンセリングは、とても大切と話す荒武さん。ただ、英語といった言葉の壁は日々感じている。それでもコミュニケーションを取ることが好きなため、自分の知っている、得意な話題でお客さんと積極的に話をする。

お昼のお弁当をキッチンで作る。
10:30am
「ローカルのお客さんは反応が豊かですね。良いサービスには、素直に反応して褒めてくれ、ハグまでしてくれたお客さんもいました」

施術後></td>
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	  <tr><td colspan= 2:30pm
施術後、日本のヘアケアに関する商品についてお客さんに説明し、レセプションでは次回の予約を取る荒武さん。
カウンセリング
4:00pm
仕事が終わった後、ビーチを散歩。「日本では忙しい日々を送っていたので、今のパースでの生活リズムは気に入っています」

ホームパーティ></td>
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	  <tr><td colspan= 6:00pm
この日は、シェアーメイトたちとホームパーティ。「生春巻を作って食べました。みんなでワイワイ、楽しかったです」
カウンセリング
8:30pm
ヘアサロンでの施術中の会話の幅を広げるためにも、英語の勉強に勤しむ荒武さん。「“世界一住みやすい街”と聞いてパースに来ました。今は、そのパースでの生活に満足して、美容師として働けている毎日も充実しています。もっと長く、美容師としてパースで働けたらとも考えています」と話す荒武さんの1日でした。