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パースエクスプレスVol.208 2015年5月号

●「パースでバーテンダーの仕事がしたい」
井手 里美さんのある日

日本では、ダイニング・バーのバーテンダーとして働いていた。お客さんは外国人が多く、接客で使っていた英語には昔から興味をもっていた。また、母親がフィリピン人ということもあり、国際的な環境の中で育ち、将来は海外で生活がしたいとも思っていた。そして、高校生の時の友人がパースに住んでいて、その友人から「ビーチで見るサンセットの美しさ」の話を聞かされていた。その“海辺での夕日”を見ることもパースへ来た1つの理由だった。今は、ワーキングホリデーのセカンドビザ取得のためベリー・ファームで働くも、その後は現地のバーで日本での経験を活かしてバーテンダーとして働きたいと考えている井手里美さんの1日を紹介します。
井手里美さん
井手 里美さん
(いで さとみ)
26歳

仕事先のベリーファームまで車で出勤
フルーツとナッツ、ヨーグルトといった健康的な朝食を摂る。

5:50am
仕事先のベリーファームまで車で出勤。この時期、まだ外は薄暗い。
“清々しい気持ちで仕事を開始
朝日が広大なファームの大地を照らす。清々しい気持ちで仕事を開始する。

7:00am
午前中はイチゴの苗を約1,500本、一本一本手で植える。

仕事仲間といっしょにワイワイしながら昼食
1:30pm
イギリスやイタリアといったヨーロッパから、また香港や台湾といったアジアから来た仕事仲間といっしょにワイワイしながら昼食を。
ラズベリーの苗の傾きを直したり、雑草を抜いたり
2:10pm
午後はラズベリーの苗の傾きを直したり、雑草を抜いたりする作業をする。「実が成長する過程が見られて楽しいです」と話す井手さん。

日本にいる頃から夕日を見ることが好き
5:20pm
日本にいる頃から夕日を見ることが好きだった。時間があればひとりでビーチに行って見ることもしばしば。「オレンジ色のグラデーションが大好きです。季節や時期によっても違うので、一度たりとも同じ夕日はないと思います。夕日には癒されます」

2日に一度は自宅でヨガ 2日に一度は自宅でヨガ
7:30pm
日本ではヨガ教室に通い、健康面や身体のことを考えて始めた。今では習慣となり、2日に一度は自宅でヨガをする。

みんなでディナー
8:15pm
この日はシェアメートとその友達がおのおの料理を持ち寄り、みんなでディナー。楽しい時間を過ごす。
日本でバーテンダーとして働いていた頃
写真は、日本でバーテンダーとして働いていた頃のオーストラリア人のお客さんと。「パースの街のサイズや自然が美しいところ、そして時間の流れが大好きです。近い将来、そのパースの地元のバーでバーテンダーとして働きたいです」と話す井手さんの1日でした。