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パースエクスプレスVol.205 2015年2月号

●「世界からの友達と異文化環境を楽しむ」町野 広美さんのある日

「私は日本生まれの日本人ですが、母は韓国人です」と話す町野さんは、グローバルな環境で育った。両親は国際結婚をし、韓国にいる多くの親戚も海外で生活をしたり、英語を使って仕事をしていた。その環境にも影響を受け、自身も日本にいる頃から異文化の環境に興味をもっていた。そして、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。「自分の生まれ育った国を外から見ることで、改めて日本という国を再確認しています」と話す町野さんは現在、日本食レストランで働きながら、「誇りに感じる日本のおもてなし」で接客に従事する。そんな町野さんの1日を紹介します。
町野 広美さん
町野 広美さん
(まちの ひろみ)
31歳

ブラジル人とザンビア人のお友達
10:00am
ビーチへ一緒に行くため、車で迎えに来てくれたお友達と。「ブラジル人とザンビア人のお友達です。前のシェアメートたちですが、今でもとっても仲の良い友達です」
自然が大好きで、青い空に蒼い海、白い砂浜はパースの魅力
10:30am
「自然が大好きで、青い空に蒼い海、白い砂浜はパースの魅力だと思います」と話す町野さん。

定期的にランゲージエクスチェンジを行い、異文化交流を楽しむ
1:00pm
定期的にランゲージエクスチェンジを行い、異文化交流を楽しむ町野さん。そのランゲージエクスチェンジがきっかけで友達の輪が広がり、ランチパーティに参加。ここでも、フランス、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ各国からのお友達が集い、国際色豊かなパーティとなった。
英語とフランス語、日本語の3ヵ国語で会話することも
フランス出身のお友達とは、英語とフランス語、日本語の3ヵ国語で会話することも。

日本食レストランで開店準備をする
5:30pm
日本食レストランで開店準備をする町野さん。
メニューの説明をし、料理をサーブする
7:00pm
「シティにあるお店ではないので、お客さんはオーストラリア人のローカルの方が多いです。常連客も多いので、コミュニケーションが計れ、楽しく仕事をさせてもらっています」と話す町野さんは、メニューの説明をし、料理をサーブする。

会計の時も日本の“おもてなし”や“礼儀正しさ”を忘れずに接客 会計の時も日本の“おもてなし”や“礼儀正しさ”を忘れずに接客
8:30pm
会計の時も日本の“おもてなし”や“礼儀正しさ”を忘れずに接客。「いろいろな国の人と話をして、日本のことをみんなが褒めてくれます。日本食もその1つですが、良いことはもっと多くの人に知ってもらいたいですね」

仕事を終え、帰宅後はシェアメートと団欒 10:30pm
仕事を終え、帰宅後はシェアメートと団欒。中国人のシェアメートとは、お互いの国のことについても話しをする。「いろいろな国籍の人がいるオーストラリアの今の環境は、自分に合っていると思います。そういう人たちに出会えることで視野や見聞、自分の可能も広がると思います。将来も国際的な環境で仕事や生活ができたらと思っています」と話す町野さんの1日でした。