Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

パースエクスプレスVol.198 2014年7月号

●「現地の建築事務所で仕事がしたい」 野村 奈穂さんのある日

日本でインテリアデザイナーとして経歴を積んでいたが、かねてから“英語圏でインテリアデザインや建築の仕事がしたい”といった思いを実現するため、学生時代に知り合ったパース出身の友人を頼りに渡豪する。その友人宅がシェアハウスとなっていたが、到着そうそう4日後には引越しすることに。仕切り直して、日本で自分が手掛けたインテリアデザインのポートフォリオを作り、新生活の扉を開けた野村さん。もともとは大学で建築を専攻していたこともあり、「オーストラリアでは建築の仕事に就きたいと思っています」と話す野村さんの1日を紹介します。
野村 奈穂さん
野村 奈穂さん
(のむら なほ)
30歳

インテリアデザイン等を手掛ける会社に勤務 インテリアデザイン等を手掛ける会社に勤務
日本でインテリアデザイン等を手掛ける会社に勤務していた野村さん。「自分の勤めていた会社のインテリアは、自分のデザインでした。社内コンペがあって、自分のデザインが通ったんです」

日本で野村さんがデザインした保育園 クィーンズランド州政府駐日事務所
日本で野村さんがデザインした保育園(左写真)やパソコンスクール(右写真)。オーストラリアのクィーンズランド州政府駐日事務所や同ビジネスセンターもデザインしている。



ベランダで朝の澄み切った空気と共にコーヒーを飲む
7:30am
ベランダで朝の澄み切った空気と共にコーヒーを飲む。
シェアメート全員で移転先へ引越し
9:00am
パースに到着後、4日後に引越し、と友人から聞かされた。友人の家にいたシェアメート全員で移転先へ引越し。

ベランダで朝の澄み切った空気と共にコーヒーを飲む
1:00pm
引越しを中断し、みんなでお昼&カフェタイム。
シェアメート全員で移転先へ引越し
3:00pm
「日本にいた時はデザインだけではなく、移転も手配していたので、家具などの搬出入の方法は一通り知っていました。今回の引越しはオフィスではなかったですが、日本とオーストラリアの引越しの仕方がだいぶ違っていて、興味深かったです」

シェアメートと一緒に夕食を作る
6:30pm
シェアメートと一緒に夕食を作る。これから始まるパースでの新生活。自分の目標に向かって期待も膨らむ。
日本で手掛けた作品のポートフォリオを作る
8:00pm
当地での就職活動のため、日本で手掛けた作品のポートフォリオを作る。「今は、オーストラリアの建築事務所で働きたいと考えています。そして、仕事を通してオーストラリア人の生活様式を垣間見たり、学べたりできたら思います」と話す野村さんの1日でした。