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パースエクスプレスVol.195 2014年4月号

●「将来は動物と関わる仕事に就きたい」太田 愛梨さんのある日

「とにかく動物が大好きなんです」と話す太田さんは、日本の大学の休みを利用して、パースのワイルドライフパークにて飼育補助の『海外ボランティア』活動をする。大学で語学を学んでいるため、当地では生きた英語も勉強でき、動物と触れ合えるこのボランティアに日々充実を感じる。また、パークにはオーストラリアならではの動物もいるため、飼育係から珍しい英名や生態を聞き、学ぶことも多い。「このパークでボランティアをさせていただき、将来は動物に携わる仕事に就きたいと再確認できました」と話す太田さんの1日を紹介します。
堀 代知さん
太田 愛梨さん
(おおた あいり)
19歳

車で出勤する堀さん
7:30am
バスで通勤後、パークに入る太田さん。「スタッフはみんなローカルの人で、日本人は自分ひとり。コミュニケーションを取ることで英語の勉強にもなります」
社の車に乗り換え、引越し現場に向かう
8:00am
パーク内では、グループに分かれて作業をする。グループリーダーと1日の作業について確認を取る。

上司と一緒にトラックから引越しの資材を下ろす
9:00am
檻の中の水入れに水を補給する。「ボランティアは限られた期間なので、早く仕事を覚え、自分でも率先して動けるように努めています」
梱包作業をする堀さん
10:00am
動物の餌入れや水入れを洗う太田さん。

車で出勤する堀さん 1:00pm
お昼休憩に、カンガルーがいるエリアで餌付けの時間を楽しむ大田さん。