ファッションアイテムのひとつとして、日本でも多くの人に受け入れられているタトゥー。その語源は、タヒチ語の『タタウ』に由来していると言われています。タトゥーにはそれぞれ特徴があり、様々な種類がありますが、最近注目を浴びているのが、トライバルタトゥー(部族の入れ墨)というもの。世界中の各々の民族、部族により、独特の絵柄とスタイルが伝承され受け継がれています。トライバルタトゥーの図柄には、周囲の物事に基づいた象徴的なものが多くあり、中でも動物の絵柄は、お守りとしての役割を果たしていました。例えば、太平洋の島々では鮫の歯を入れ墨する部族がいくつか存在します。これは鮫から身を守るためです。東南アジアの漁民も、海での危険から身を守るために蛇や龍、水中動物を描いた入れ墨の入ったズボンを履いていました。日本において、鯉は不動と勇気の象徴、北米インディアンにとって熊は強さの象徴です。南アメリカや北アフリカでは、入れ墨は出身部族を表すと同時に、魔術的な防御という意味も持っていました。また、体の同じ部位に入れ墨をしている部族がいますが、それはこの理由からです。これらのモチーフを基本にして、近代的な美術のルールによってデザインを変化させたものが、現代のトライバルデザインとなっています。

  

機械彫りは、肌に電気の力で動いて上下運動している針を押し当てながら彫っていきますが、手彫りよりかは痛みは少ないです。 図柄を見ながら彫っていくやり方、皮膚に模様を写してその上から彫っていくやり方、アーティストと相談しながら 絵を完成していくやり方…と、タトゥーアーティストによって様々な方法でタトゥーを作り上げていきます。

・年齢制限…18才以上(年齢証明持参)。18才未満は親同伴。
・彫れない場所…手、顔にタトゥーは法規上違法。
・痛い場所…個人差はあるが、骨に近い皮膚は痛みを感じやすい。

★トゥーをしてから1時間は、ガーゼを取ってはいけない。
★1日2回、温かい石けん水(低刺激が好ましい)で洗い、清潔なタオルで軽く叩きながら乾かす。
★洗浄後、消毒薬クリーム(Bepanthen $4〜$5/薬局で購入可能)を塗る。
★2〜3日後にタトゥーをしたところがかさぶたになってくる。
★1〜2週間後にかさぶたがはがれてくる。
★3〜4週間後に全てのかさぶたがとれ、普通の皮膚の感触に戻る。
★タトゥーをしてから2〜3週間は、海やスイミングプールでの水泳や、日焼けは避ける。
★タトゥーをした部分を清潔に保つ。

※安ければ良い、というものではない。値段と内容をよく見比べて、その値段に見合ったものを選ぶこと。
※感染症や伝染症の有無について明記されている健康診断書をスタッフに求められることがある。
※薬品、金属アレルギーがある場合、担当者やスタッフに申し出ること。 タトゥーを入れる24時間前の飲酒は避ける。
※新しくタトゥーを入れた場所には、清潔な手で触ること。感染症を防ぐため、他人には触らせないようにする。
※タトゥーを入れた場所をひっかかない。回復を遅くし、感染症や伝染症を引き起こす恐れがある。
※タトゥーを入れた箇所の皮膚の回復期間は個人によって異なるが、水や他の液体にその部分を浸さない。どうしても必要のある場合は、肌荒れ防止クリームを塗ること。
※薬用クリームは、肌が乾燥したと感じた時のみ使用する。そのクリームは担当者が薦めるものを使用すること。
※タトゥーをした部分をしめつける服や、刺激性の強い洗剤で洗った服は避ける。
※専門スタッフのアドバイスをよく聞き、それに従うこと。
※問題が発生した場合、すぐに担当者、もしくは医師に相談する。
※日光によってタトゥーの色が薄くなる可能性があるので、日焼け止め(15〜30+)を使用する。
※タトゥーは永久的なもの。レーザーや皮膚移植で消す方法もあるが、高い費用がかかる上、ヤケドのような痕が残り、その消え方は不完全。


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