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トライアスロンに懸ける人生
(1)武田 正俊 (2)47 (3)山梨県 (4)トライアスロン選手
(5)コンディションを保つため、月に3回はレースに出場。レースのある日は3時半に起床し、体を確実に目覚めさせるため、レーススタート4時間前には朝食を食べ終えるように心がけている。今シーズンは残り2レース、次は483レース目となる。


(6)高校体育教師をしていた頃、観光でパースを訪れ、その美しさに魅せられ、パースへ移り住むことを決意。3年後に再渡豪。体操コーチ、民宿経営などを経て、トライアスロンを始める。
(7)民宿をやっていた当時、お客さんと一緒にレース出場したのがきっかけ。「ひとつ変わったことをしたい」という思いも夢中になっていった理由のひとつ。当時34歳。

<トレーニング>家でできる効果的な練習が基本。一週間サイクルでバランス良く行なう。最も気をつけていることは疲労を抜くこと。トロフィーやメダルが所狭しと並ぶ練習室で、自転車を使い、1回につき40分〜50分程のトレーニングをする。距離にして30㎞弱。1回の練習で約1.3㍑の汗を流す。

<今後の目標>60歳までに世界の表彰台に立つこと。今だ、WAの“トライアスリート・オブ・ザ・イヤー(年間MVP)”は誰の手にも渡していない。

<心の支え>お子さんは、トライアスロン人生においても切り離して考えることのできない、かけがえのない存在。人生には、無価値なものに情熱をかけることの素晴らしさや意義があることを子供に伝えたいと願っている。「レース中は常に子供のことを考えている。これが、私が負けない理由でしょうね。」と優しく微笑む顔からは、過酷なスポーツに挑むたくましい男の姿だけでなく、温かい真の人間の強さを感じさせる、魅力な人だ。

トライアスロンにはリタイヤ年齢がない。80歳過ぎても出場している人もいます。生涯スポーツとして楽しめるでしょう。3種を一人でやるのに自信のない人も、チーム出場できますよ。
 
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