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パースエクスプレス Vol.180 2013年1月号

絵っ!こんなに簡単 パースを描こう

特集:絵っ!こんなに簡単 パースを描こう

パースはオーストラリアの他の州とは、一味違った風景を至る所で見ることができます。その風景を『絵』に収めてみては、いかがですか?写真に収めるよりずっと思い出に残るはずです。写真では見つけられない新しい発見、感動と出会えるはずです。「でも、絵って難しいそう」と思ったあなたでも大丈夫!今特集では、数ある手法の中から、初心者の方でもすぐ始められ、簡単に描ける2つの手法を紹介します。飾るもよし、お土産にするもよし!自分で描いた絵だからこそ、きっとステキな思い出になることでしょう。

情報提供・取材協力:ボナルドー睦子/Cindy Lane/ Merilyn McKie

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色鉛筆画

色鉛筆画 色鉛筆画 「色鉛筆って子どもっぽいなぁ」そんな風に思う人もいるかもしれません。しかし、色鉛筆で絵を描くことは、大人も楽しめて、初心者の方でも気楽に始められます!

色鉛筆画とは?

色鉛筆には、ロウが含まれているので滑らかで独特な光沢があり、筆圧によって色の強弱が付けられます。やわらかなタッチで描けば鮮やかな色やソフトな色が表現でき、硬いタッチで描けば強く、勢いのある色が表現できます。このように一本の鉛筆で様々な表現ができることが色鉛筆の大きな特徴でしょう。また、混色をする時も線を重ねて作ることができるので綺麗で、鮮やかです。さらに、混色を繰り返しても濁りません。パレットや筆などの画材も必要ないので気軽に始められます。

パステル画

パステル画 パステル画 パステル画 「“パステル”って聞いたことはあるけど、よく分からない」そんなあなたでも大丈夫!パステルは、初心者の方でも描きやすい画材のひとつです。

パステル画とは?

パステルとは、粉末の顔料を最小限の水性糊材で固めたものです。クレヨンから油分を引いたような粉っぽい質感の画材で、パレットの上では混色できないため、数百色もあります。特徴として、他の画材よりも発色が美しく、やわらかな質感が表現できます。また、水彩画のように乾くことを待つ必要もなく、描きたいものを素早く描け、あまり時間をかけずに絵を完成させることができます。細かい部分の描きこみが難しかったり、定着力が弱いので触ってしまうと色が取れてしまい、作品が壊れてしまうといった一面もあります。

パース近郊の風景画ベストスポット

風景画ベストスポット 風景画ベストスポット 雄大に流れるスワン川の横には近代的なビルや歴史的建造物。エメラルドグリーンの海に真っ白な砂浜といった手付かずの大自然。全てがコンパクトな移動範囲内で見れるパースのその景色は、最高の題材となるでしょう。

Merilyn先生のオススメ

産まれも育ちもパースのアーティストMerilyn先生に、パースの風景画にオススメのスポットを教えていただきました。