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各国の郷土料理をパースで

世界の料理 中道裕美

Vol.233/2017/06


世界の料理 食卓のヒント

全28回 総集編


本誌2015年2月号から前号2017年5月号まで、筆者中道裕美さんが食べ歩いた世界各国の料理を全28回「世界の料理 食卓のヒント」で連載しました。それと共に世界の料理をここオーストラリアで作れるようパースで手に入る代案の食材も紹介し、読者の皆さんの日々の食卓のヒントや献立のマンネリ解消にお役に立てればと提案してきました。前号で連載は終了しましたが、当コーナーのバックナンバーは本誌ウェブサイトでも閲覧できます。今号は、過去全28回の全料理を写真と共にご紹介します。


『編集部よりこの場を借り、2年4ヶ月に渡る本誌への記事、写真の寄稿について中道裕美さんに改めて深く感謝を申し上げます(本誌編集部より)』。

ニカラグア
中道さん中道 裕美(なかみち ひろみ)
83年札幌生まれ。パース在住。高校卒業後、2年間の旅行、日本での看護師を経て、2012年から本格的に各国の郷土料理を食すため、旅行を再開。北米、中米、カリブ、南米、インドやその周辺国において、朝から晩まで郷土料理を食べ歩く。食べた料理は全て料理ノートにまとめ、現在9冊目に及ぶ

 「執筆にあたり、過去の料理ノートを振り返りながら原稿を書くので、旅行のことを思い出しながら楽しく書くことができました。ただ自分の仕事が忙しい時期と重なった時に、睡眠時間を削ることも(笑)。それと、この連載がきっかけでオージーの友達もできました。その友達は私の連載ページを凄く気に入ってくれて、共通の友人を通して仲良くなりました。  日本で紹介されている世界各国の料理は、一般的なものが多いのですが、実際にはもっといろんな種類の、さらに現地に根ざした料理があるということを伝えていこうと思いながら毎月書いていました。今回の連載はとても良い機会を与えて頂きましたが、将来、本の出版もできたらいいなと思っています。  オーストラリアにはもう2年以上住んでいますが、そろそろ食べ歩きの旅行が恋しくなってきました。食べ歩きは、世界中でアフリカとアラブがまだ残っているので、いつかまた旅行を再開して、いつかこの連載の続きも再開できたらいいですね。その時はまたご愛読のほど宜しくお願いします」