パースエクスプレスVol.227 2016年12月号 | ||||
|
※画像をクリックすると、 拡大写真がみられます。 ●はプロカメラマンの クリス・ハザード氏からのアドバイス。 |
クリス・ハザード氏−ファッション誌などのモデル撮影を専門としているオーストラリアを代表するプロカメラマン |
「白とび・黒つぶれ」 オートモードで撮影していると、一部が真っ白になったり、真っ黒になったりした経験がありませんが?原因はカメラが自動的に露出を調整するからです。ただ、この調整が万能ではなく、被写体の極端な明暗によってそれを引き起こします。強く光が当たっているところは白くなり、光が当たってないところは黒くなります。この白とび・黒とびした場合、その箇所のデータ(情報)は認識されていないので、撮影後のレタッチでも復元することは難しいでしょう。この現象は、デジタルカメラのCCDセンサーの感度範囲がフィルムより狭いため起こります。そこで解決策は、撮影しながら「露出補正」で何枚も撮ったり、また「ヒストグラム」で確認しながらの撮影となります。しかし、一部を白く飛ばした写真や、シルエットのように一部を黒くした写真も、それはそれで作品となりますので、テクニックの一つとして覚えておきましょう。 |
★クリス・ハザード賞 オーストラリアのトップフォトグラファーより贈られるこのコーナーでは最も名誉ある賞 |
|
★ジョーズ回転寿司賞 パースに5店舗を展開するお寿司のチェーン店より、30ドル分のお食事券をプレゼント |
|