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社 会 |
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駐オーストラリア日本国特命全権大使に 秋元義孝氏着任 |
今年10月末に駐オーストラリア日本国特命全権大使に着任した秋元義孝氏に「着任の挨拶」を伺った。
—日本とオーストラリアの両国の関係についてお聞かせ下さい。
日本とオーストラリアは、基本的価値と戦略的利益を共有する重要なパートナーです。経済の分野では、両国は相互に主要な貿易国であり、今年は双方ビジネスの協力推進の場である日豪経済合同委員会が創立50周年を迎え、改めて両国の経済・貿易関係の重要性が認識される機会となりました。また、今年9月にはシドニーで第4回日豪外務・防衛閣僚協議が開催され、共通の戦略目標と今後の取り組みの方向性を記した共同ステートメントが発出されました。さらに、両国間では、閣僚や議員、ビジネス関係者、留学生、観光客など様々なレベルでの交流が盛んであるほか、100を超える姉妹都市交流や7万人以上の邦人の方々がオーストラリアに住まわれるなど、日本とオーストラリアの間の人的交流もますます活発になってきています。
—着任後のオーストラリアはいかがですか。
10月末に着任したばかりですし、これまでほとんど首都キャンベラにいます。その範囲で申し上げれば、広大な土地と美しい自然、そして資源に恵まれた大変豊かな国だということ。そのような恵まれた環境の中で、人々が大変オープンで親しみやすく、親日的というのが第一印象です。日本は、経済停滞、少子高齢化、原発等の様々な問題を抱え、社会に閉塞感すら感じられる中で、オーストラリア社会の豊かさ、大らかさが羨ましいですね。
—オーストラリアでプライベートの時に行ってみたい場所、やってみたいことはございますか。
折角オーストラリアに来たのですから、ゴルフは多少なりとも上手になりたいですね。それからこの国の豊かな自然に触れるためにできるだけ多くの場所を訪れてみたいです。また、行く先々で、その土地の美味しいワインを味わいたいですね。あとは、日本で1年位前から油絵を習い始めたので、こちらでも暇を見つけて続けたいです。
折角オーストラリアに来たのですから、ゴルフは多少なりとも上手になりたいですね。それからこの国の豊かな自然に触れるためにできるだけ多くの場所を訪れてみたいです。また、行く先々で、その土地の美味しいワインを味わいたいですね。あとは、日本で1年位前から油絵を習い始めたので、こちらでも暇を見つけて続けたいです。
—今後の抱負をお聞かせ下さい。
長きに亘って両国関係を支えてきた経済関係を一層発展させること、そして近年活発化してきている政治・安全保障面での協力関係を更に強化すること、また国際社会が直面する様々な問題への取り組みにおいても協力を強化していくこと、そういった個別の分野での協力を一つ一つ積み重ねることによって友好関係を一層盤石なものとしていければと思います。しかし、国と国との本当の友好関係というものを考えた場合、政府や大使館の力だけでできることは限られています。今後、当地で活躍されている邦人の方々、日本企業、関係団体の皆様と緊密に連携しながら、良好な日本とオーストラリアの関係を更に発展させていくよう、鋭意努力していく所存です。皆さまのご指導、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
秋元 義孝(あきもとよしたか)大使 略歴
1977年 外務省入省
1991年〜2002年 経済協力局無料資金協力課長、同局政策課長などを歴任
2002年〜2007年 インドネシア、ロシアの各日本国大使館公使
2008年〜2008年 大臣官房審議官(総合外交政策局担当)
2008年〜2010年 中東アフリカ局アフリカ審議官
2010年〜2012年 外務省儀典長
2012年 駐オーストラリア日本国特命全権大使
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イベント |
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第9回パースエクスプレス フットサル大会 Perth CUBE iT! Cup 大会リポート! |
2012年11月25日(日)、East PerthのBanks Reserveにて、第9回パースエクスプレス フットサル大会“Perth CUBE iT! Cup”が開催されました。当日の会場の様子を写真と共にお届けします。
※画像をクリックすると、パースエクスプレス フットサル大会特設ページにジャンプします。
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社 会 |
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キズナ強化プロジェクト オリエンテーションと懇親会が開催 |
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キズ強化プロジェクト参加者を激励する石川達雄在パース日本国総領事(中央)。 |
11月23日(金)、「アジア太平洋地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)」の参加者を招き、石川達雄在パース日本国総領事とAFS(American Field Service)オーストラリア協会による出発前オリエンテーションと懇親会が行われた。
情報・写真提供:在パース日本国総領事館
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蕎麦職人によるデモンストレーション。 |
「キズナ強化プロジェクト」とは、世界各国の青少年を日本へ招へいし、様々な交流プログラムを通じて東日本大震災からの復興について理解を深めてもらうことを目的とする、日本政府主催のプロジェクト。今回のプロジェクト参加者は、約10日間に渡って東日本大震災の被災地に赴き、復興状況の観察やボランティア活動等を行う。今回西豪州からは、33名の学生と教師が参加する。
また、今回のオリエンテーション内では過去の参加者によるプレゼンテーションなどを聴講。また、福島県からの蕎麦職人による蕎麦打ちデモンストレーションも行われた。
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社 会 |
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南極観測船『しらせ』がフリーマントルに 寄港 |
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フリーマントル港に曳航される『しらせ』。 |
11月11日(日)に東京から出港した南極観測船『しらせ』が、同月25日(日)にフリーマントルに寄港した。
情報・写真提供:在パース日本国総領事館
南極観測船『しらせ』は、南極観測隊の移動と、南極昭和基地への物資や機材などを届ける任務に従事する。同艦乗組員は今回のフリーマントル寄港中に様々な催しに参加し、26日(月)には西豪州政府や当局要人及び日系社会関係者など約200名が出席する艦上レセプションを開催。当地官民と交流を深めるとともに、日本と西豪州との友好関係に貢献した。
11月26日の艦上レセプションでは、日本と西豪州の要人を交えた日本酒の鏡割が行なわれた。 | |
同艦は燃料や食料を補給した後、30日(金)に南極昭和基地を目指して出港した。
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