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パースエクスプレスVol.175 2012年8月号

≫ ロンドンオリンピック閉幕 オーストラリア代表結果報告

≫ 『東北の味』をパースへ


 スポーツ
 

ロンドンオリンピック閉幕
オーストラリア代表結果報告


ロンドンで開催されていた第30回夏期オリンピックが8月12日に閉幕しました。オーストラリアは金7個、銀16個、銅12個という結果で、国別メダル獲得ランキングでは10位という結果に終りました(日本は11位)。ここでは、オーストラリア代表の金メダリストとパース在住の代表選手の結果を紹介します。

【オーストラリア代表選手 金メダリスト一覧】

陸上 女子100m
ハードル
Sally Pearson 0.02秒差で負けた北京の雪辱を晴らす。
自転車
トラック
女子個人
スプリント
Anna Meares 同種目にてアテネ銅、北京銀で遂に金獲得。
セーリング 男子49er級 Iain Jensen
Nathan Outteridge
練習仲間のNZ代表ペアとの接戦を制す。
セーリング 男子レーザー級 Thomas Slingsby セーリングの個人タイトルでは豪州初の金。
セーリング 男子470級 Mathew Belcher
Malcolm Page
Page選手は北京オリンピックとの2連覇達成。
競泳 女子400m
リレー
Cate Campbell
Melanie Schlanger
Brittany Elmslie
Alicia Coutts
今大会不振の競泳陣で唯一の金。
カヌー
スプリント
男子カヤックフォア
1,000m
Jacob Clear
Dave Smith
Tate Smith
Murray Stewart
昨年2位だった世界選手権のリベンジに成功。

【パース在住の代表選手 結果一覧】

※パース在住の代表選手に、金メダリストはいませんでした。
ホッケー 男子 Jamie Dwyer
他10名
3位
銅メダル
ホッケー 女子 Ashleigh Nelson
他13名
5位
水球 男子 Jamie Beadsworth
Tim Cleland
Aaron Younger
7位
水球 女子 Gemma Beadsworth
Glencora Ralph
3位
銅メダル
自転車トラック 女子チームスプリント Melissa Hoskins
Joesephine Tomic
4位
ボート 男子4人スカル Ben Cureton
Todd Skipworth
4位
ボート 女子エイト Hannah Vermeersch 6位
セーリング 女子470級 Belinda Stowell
Elise Rechichi
8位
カヌー
スプリント
男子カナディアン
シングル
Kynan Maley 6位
カヌー
スプリント
女子カヤック
シングル500m
Alana Nicholls 決勝B
8位
カヌー
スプリント
女子カヤック
シングル200m
Alana Nicholls 決勝B
8位
カヌー
スプリント
男子カヤック
ペア200m
Jesse Phillips 決勝A
6位
競泳 女子200m平泳ぎ Blair Evans 予選第5組
6位(敗退)
体操 女子団体総合 Lauren Mitchell
Emily Little
予選10位
(敗退)
体操 女子個人総合 Emily Little 15位
体操 女子種目別
床運動
Lauren Mitchell 5位
新体操 女子個人総合 Janine Murray 予選22位
(敗退)
陸上 男子棒高飛び Steven Hooker 13位
陸上 女子棒高飛び Elizabeth Parnov 予選グループB
15位(敗退)
陸上 女子槍投げ Kimberley Mickle 予選グループA
9位(敗退)
陸上 男子400mリレー Ben Offereins 予選第2組5位
(敗退)
バレーボール 男子 Luke Smith 予選リーグA組
5位(敗退)
アーチェリー 男子個人 Taylor Worth ベスト16
(3回戦敗退)


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 社会
 

『東北の味』をパースへ


パース市役所にて、7月9日から27日にかけて行なわれた写真展『東北—風土・人・くらし』にちなみ、『A Taste of Tohoku』と題したレセプションが同月19日に催された。

取材協力・情報提供:在パース日本国総領事館

 同写真展は、東日本大震災が起こる以前の東北に焦点を当て、その独自の歴史と文化、風土を紹介するもの。その会期中に行なわれた今回のレセプション『A Taste of Tohoku』では、東北7県それぞれの郷土料理が再現され、各地の地酒各種も用意された。
 開催に先立ち、在パース日本国総領事の石川達雄氏、パース市長のLisa Scaffidi氏、西豪州知事代理で法務長官のMichael Mischin氏がそれぞれ挨拶を述べた。その中でScaffidi氏は、以前日本を訪れた際のエピソードを披露。笑いを誘いながらも、東北の現状を福島県の郷土玩具“おきあがりこぼし”に見立て、また立ち上がって欲しいと激励した。
 各氏の挨拶の後、調理を担当した香川調理製菓専門学校の森本雄貴さんと、福島県あったかふくしま観光交流大使のStockton Akikoさんが、英語による料理の紹介・説明を行った。来場者らは説明を聞きながら、様々な切り口から撮られた東北の写真とともに、漆色の盆にのせて供された料理に舌鼓を打った。
 今回振る舞われた料理は、前出の専門学校からの留学生である森本さんと他6名の皆さんによって調理された。今回の食材の中には、日本から持ち込んだものも多くあったとのこと。森本さんは、同じく留学生の松下直代さんと共に「これを機会に、オーストラリアの方々にもっと日本のことを知ってもらえれば」と語った。


“おきあがりこぼし”を囲んで歓談するMischin氏、Scaffidi氏、石川氏。『わっぱ飯』
挨拶の後、“おきあがりこぼし”を囲んで歓談する3氏。左からMischin氏、Scaffidi氏、石川氏。 今レセプションで供された『わっぱ飯』。

“『さんまのぽうぽう焼き』 各地銘酒の試飲 森本雄貴さんと松下直代さん
『さんまのぽうぽう焼き』などの
料理も供された。
各地銘酒の試飲(右下写真)にも
来場者が詰め掛けていた。
香川調理製菓専門学校の
森本雄貴さんと松下直代さん

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