今回ベルモント市を訪問したのは、ツアーリーダーを含む足立区観光交流協会のスタッフ6名と区民20名を合わせた総勢26名。同使節団は、4日間の滞在中にスカボロー・ビーチ、キングス・パーク、フリーマントル、パース造幣局、スワン・バレーなど、パースとその近郊の観光地を訪れた。また、2004年にスワン川沿いに開園した足立パークに、姉妹都市提携25周年を記念して記念碑の除幕式も行なわれた。ベルモント市と足立区が共同で設置したこの記念碑には、両市区を象徴する植物の模様などがデザインされ、訪れる人々に両国の関係の重要さを示している。また同使節団は、ベルモント市の主要産業の1つとして160年の歴史を持つ競馬を、アスコット・レース場にて観戦。ドレスアップをし、欧州スタイルの競馬観戦を体験した。今回の訪問の最後には、ベルモント市姉妹都市協会により送別会が行なわれ、両国を象徴する桜とワトルで飾られたケーキが振舞われたほか、日本の尺八の生演奏とともにバーベキューを楽しんだ。
ベルモント市姉妹都市協会のMadeleine Rennie議長は、「今回のような文化交流は多くの友情を育み、人々の心を更に豊かにしてくれます。今回の訪問に携わった全ての人々が、国際協調における姉妹都市関係の重要性を感じたと思います」と語った。
情報・写真提供:Belmont Sister City Association
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足立パークに建てられた記念碑を囲む足立区民使節団の皆さん
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