今回の表敬訪問で森市長らはパースに5日間滞在し、記念式典出席の他、パース日本商工会議所やパース・エキシビジョンセンターなどを訪問、視察した。リサ・スカフディ市長は「35年にも及ぶ友好的な姉妹都市関係によって、これまでに文化、ビジネス、教育の各面でたくさんの交流が行なわれてきました。このような国際的な協調は、両国の経済成長や観光業の促進などにとっても、非常に重要だと考えています」と語った。
　両市の姉妹都市提携は1974年に締結し、パース市の他国都市との同提携の中では最も歴史があり、前年にはパース市からカンガルー4頭が、鹿児島市からサル4匹が贈られていた。また、1978年には鹿児島市が同市内の通りの１つを『パース通り』と命名するなど、活発な交流を重ねており、現在は学生のホームステイ・エクスチェンジが毎年行なわれている。

スカフディ市長を訪問した森鹿児島市長と交換留学生たち
写真・資料提供：City of Perth

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