パースエクスプレスVol.137 2005年6月号


≫ 第2回 パースエクスプレスフットサル大会 Perth Cube it! Cup 大会レポート!
≫ 邦人に向けた安全対策協議会が開催
≫ 西オーストラリア州の州民投票でサマータイム不継続が決定



 イベント
  第2回 パースエクスプレスフットサル大会
Perth Cube it! Cup 大会レポート!

2009年5月31日、大会前日までの悪天候の予報にもかかわらず、晴れ間もひろがる天候の下で開催された第2回パースエクスプレス・フットサル大会"Perth CUBE iT! Cup"。パースのサッカー好きたちで構成された10チームが集まった今大会は、女性の参加者も多く、それぞれの選手が大好きなサッカーを楽しんでいました。また、昼食時にはキッズチームのエキシビジョンマッチが行なわれ大盛況!そんな第2回大会の模様をお届けします!


参加チーム
紹介!

※チームの掲載は左から対戦表順です
※選手の名前、順番は大会受付用紙を元にしています(敬称略)。
サンライズRCサクセション

出場選手:高塚 雄一/ネルソン 西田/中村 信義/齋藤 広明/神崎 一郎/ヒサ 新井/ハンク 岩崎/ブルーツ・リー/東川 直樹
SSJ-GTR

出場選手:Jun/Ryoma/Tatsuya/Shinji/Shohei/Kevin/Hendlik
バンビーノ

出場選手:りょうすけ/よし/ひろ/りょうじ/ピケット
Go Go Go West !

出場選手:Ben/Teru/Yuhki/Shun/Jin/Kazu
FCやまと

出場選手:杉山 陽一郎/野口 大輔/福重 大輔/加藤 まさのり/森 あまね/Al Wong/木村 詩織/たけし
REMOVERS

出場選手:Yoshi Tegawa/Fumi Takeuchi/Iky Matsuo/Ryan Frisina/Mickey Rasit/Harris Rasit/Brian D.Monte
ICHIBAN

出場選手:Harumi/Taka/Jun/Masa/Kaori/Mamiko/Sim/Geoff/Ma Woo
F.C 博打

出場選手:Hiroki/Koshi/Shinya/Wataru/Tatsuya/Jin/Won/Rika
FC Taso

出場選手:Taisei/Shin/Chris/Nelson/David/Sonni/Peter/Liza/Mai/Emi
サンライズFC Z

出場選手:中村 由香/中村 賢一/ヒデ 東川/須田 誠/福村 康/ポール・コワルスキー/水野 コウヘイ/福本 信義
 
 
 社会
  邦人に向けた安全対策協議会が開催

5月22日、西オーストラリア(WA)州の日系の団体、学校関係者、旅行関係事業者、留学生サポート事業者の代表者らが集まり、佐藤虎男総領事の同席のもと、新型インフルエンザやWA州の治安状況などをテーマとした安全対策協議会が在パース日本国総領事館で開催された。

 主要テーマとなった新型インフルエンザに関しては、感染が確認された国と総感染者数は5月21日の時点で41カ国、11,034人であることが述べられ、その中でオーストラリア国内では5月22日現在で10人の感染者が確認されていると発表された(6月5日の同館の報告で、感染者数は1,006人とされた)。また、鳥インフルエンザと新型インフルエンザの特徴の違いについても言明され、鳥インフルエンザは毒性が高く感染すると重症になりやすい高病原性であることに対し、新型インフルエンザは毒性の低い低病原性で致死率も低いことが挙げられた。しかし、新型インフルエンザは糖尿病等の疾患を持つ人の場合は重症となる可能性も示され、ある程度の接触をもとに、ヒトからヒトへの感染がしやすい特徴もあることが留意点として指摘された。
 さらにオーストラリア連邦政府による入国者への水際対策、日本の状況、日本政府の対応についても報告された。
 感染予防については、感染経路としてくしゃみや咳を介してウイルスを吸い込むことによる飛沫感染と、ウイルスが付いた手で目や口などの粘膜に触れることによる接触感染があることから、個人の感染予防として外出をする際は人ごみに近づかないことや手洗いやうがいの徹底などが挙げられた。また在パース日本国総領事館では最新情報を、同館のホームページ(www.perth.au.emb-japan.go.jp)や日本食レストランなどへの掲示、在留届を元にしたEメールでの緊急一斉メールなどで提供していることも報告された。

 WA州の治安状況については、近年の同州の犯罪傾向に関する重要事項として、暴行傷害の件数が5年前と比較して急増していることが発表され、危険を感じた場合は抵抗せずに身の安全を確保することを第一に考えることが重要であるとされた。また侵入盗に関しては、WA州は2007年の統計で人口10万人当たりの発生割合を示す犯罪発生率が国内1位となっており、長期間留守にしていると見られる家屋が被害に遭いやすいため、郵便ポストに郵便物をためない、車を長期間同じ場所に停めないなどの対処が提示された。さらに、銀行のATM機を使ってのカードスキミング被害については、WA州内では今年3月から4台のスキミング装置が発見され、被害総額は約145,000ドルであることが報告された。そのため、ATM機の使用時にはカード挿入口に不審物が取り付けられていないかを確認し、PINコードは片手で覆って入力するといった対処法が示された。

 協議会の最後に、今後も日豪政府のウェブサイト等で安全に関する最新情報を定期的に入手することが呼びかけられた。

情報提供:在パース日本国総領事館

 
 社会
  西オーストラリア州の州民投票で
サマータイム不継続が決定

 2006年12月から、3年間を試験期間として行われた西オーストラリア州のサマータイム(Daylight Saving)が今年3月29日に終了したことを受け、5月16日、サマータイムの今後の継続を問う州民投票が行なわれた。投票の結果は賛成派が45.44%、反対派が54.56%で反対派が過半数を超えたため、同州は今年以降サマータイムを継続しないことが決まった。
 賛成支持者にはビジネス関係者らが含まれ、ニュー・サウス・ウェールズ州やビクトリア州など、オーストラリア東海岸などの各州の企業とビジネス関係にある場合、サマータイム期間中の他州とそうではない西オーストラリア州の間で時差が現行より1時間増えることによって起こる問題を解消するため、サマータイムの導入は欠かせないと訴えていた。また、一方の反対派には農産業関係者らの声が目立った。支持者らは、サマータイム期間中は日の出が遅いため、早朝から働く農業事業者にとって勤務開始時間は外が暗く、時間を遅らせて仕事を開始することになるため、仕事が終わるのが遅くなる、などといったことを問題視していた。
 西オーストラリア州のサマータイム導入をめぐる州民投票は今回で4回目となり、1975年に行なわれた1回目は賛成派が46.34%と反対派が53.66%、2回目の1984年は賛成派が45.65%、反対派が54.35%、3回目の1992年は賛成派が46.86%、反対派が53.14%といずれも僅差ながら導入反対への投票が多く、サマータイムの導入に至らなかった
。  今回の投票結果で、オーストラリア国内でサマータイムを採用していないのは、西オーストラリア州とクイーンズランド州のみとなった。
 サマータイムは世界70カ国以上が採用。一般的に日照時間の長い夏の期間だけ時間を1時間早めることで労働後の日照時間が長くなり、その時間帯をスポーツなどの余暇に充てることができるなど、時間の有効活用ができるとされている。

 

 

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