ディレクター 光田 紀世さん
「パースはきれいな街ですね。自由なのに、すごくモラルがあるように感じました。撮影について突っ込んだ話を視聴者に紹介するためには表面的な事に留めるのではなく、どこまでカメラが入り込めるかが重要となってきますが、今回は皆さんとても協力的で、また気を遣って頂いたので上手くできたと思います」
カメラマン 宮田 真さん
「撮影をしていて、風が入ってくる、オープンな感じを受けました。その外からの風は、映像にも反映されていると思います。パースは、大都会なのにゆったりしている、といった印象を受けました」
日豪の高齢者介護に詳しい
ジャーナリスト 中村 聡樹さん
「パースに来るのは、もう10回以上になります。感じていることは、ここ豪州の介護の現場において、皆さん自由でかつ権利を行使するけど、義務と責任も明確にあり、選んだことへの結果には文句を付けない、ということです。想定外が起きることが前提で、お互いに認め合い、必ずコミュニケーションを取る。今の日本では、まだそれはできていないでしょう。それを日本の現場がどのように取り込めるか、ということが今後の課題となると思います」
通訳 ヘザー グラスさん
(Japan Australia Word Services)
「日本の視聴者の方に、豪州の高齢者介護の実情を見て頂けたら嬉しいと思います。介護の問題について、マニュアル通りのサービスが日本のスタイルならば、豪州ではマニュアルに載っていないことがサービスなんだ、ということを今回の放送で日本の人に紹介できたらと思いました」
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