パースエクスプレスVol.125 2008年6月号


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 社会
  日中の一人歩きにも注意!

去る5月上旬、パースにて邦人が日中に金品目的の暴漢に襲われる事件が発生しました。日中の外出においても更なる注意が必要と思われます。

 在パース日本国総領事館の報告によると、金品目的の暴漢事件は同時期に2件起こっており、1つは在留邦人が日中にパース市北のビューフォート・ストリート(Beaufort Street)を徒歩で移動中、すれ違ったオーストラリア人に金銭を要求され、これを断って殴打されたという。
 また 一方で、パース市街から東に車で約15分に位置するベルモント・ショッピングセンター(Belmont Shopping Centre)では、昼間に別の邦人がいきなり首を絞められ、荷物を奪われそうになったという。
 従来は、夜道や人通りの少ない道を歩行中に被害を受けるケースが多かったが、最近はこれらの事件のように、何時でも何処でも起こりうるようになってきたことを受け、ノースブリッジ等の繁華街やパース駅周辺だけでなく、歩きなれた道や日中であっても、常に周囲への注意は怠らないようにする必要があると思われる。

一般的に、パースは安全な街というイメージがあるが、犯罪発生率は日本より高く約12倍となっているため、外出中は決して気を抜かないことが大切である。
<以下の点を心がけ、自分の身の安全を確保しよう>
●移動する場合は、出来れば徒歩を避け、タクシー、バス、自家用車等の乗り物を使用する。
●徒歩で移動する場合は、一人歩きは極力避け複数で行動する。
●少しでも危険を感じたら、遠回りでも明るい人通りのある場所へ迂回する。
●万が一、ひったくりや金品目的の暴漢に襲われた場合は、荷物を渡さないように過度に抵抗することは暴行をより多く受けることになり危険であるため、まず持ち物を遠くへ投げ出し、相手の注意が荷物に逸れた際に逃げ出す等により、安全の確保をしたい。

情報提供:在パース日本国総領事館

 
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