毎年、パースの4つの大学が交代で会場となり行われているこの大会では、対象となる西オーストラリア州の高校生から一般までの日本語学習者が、日頃勉強している日本語を使って熱いメッセージを伝える。今回は、高校生部門に6名、オープン初心者部門に7名、オープン部門に10名のエントリーがあり、当日、各部門で入賞者が選ばれた。約150人の観衆が見守る中、各部1位には、Leeming
Senior High SchoolのCandelle Nestorさん(高校生部門)の「自分を受け入れられますか。」、Central
TAFEのStefan Nadolskiさん(オープン初心者部門)の「日本の本を通じて学ぶ日本文化」、Edith Cowan大学のPeter
Polmeartagamiさん(オープン部門)の「ホームレス体験を通じて今、私が思うこと」がそれぞれ選ばれた。3人は、10月13日にシドニーで行われる全豪大会に出場する予定で、旅行費用(往復航空券と宿泊費)は国際協力基金から負担される。また、全豪大会の優勝者には賞品として、日本への往復航空券とJR東海宿泊パッケージがプレゼントされる。
また、当大会ではパースの3つの小学校が、日本の歌や踊りなどを披露し会場を盛り上げた他、在パース日本国総領事館の安井兵典総領事が挨拶を述べた。今大会は、国際交流基金、パース日本商工会議所、在パース日本国総領事館などがスポンサーとなり行われた。
情報提供:在パース日本国総領事館、エディス・コーワン大学日本語学科
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オープン部門の入賞者。 右からPeter Polmeartagamiさん(1位)、 Verity
Barryさん(2位)、Chang Hee Choさん(3位)
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