ついに実現! 結婚24年目
念願の新婚旅行でパースへ |
ジャカランダが満開の11月、歌手の湯原昌幸さんとタレントの荒木由美子さん夫妻が、結婚24年目にして念願の新婚旅行でパースを訪れた。スワンバレーやピナクルズ、ロットネスト島などを訪れたほか、湯原さんの新曲『都忘れ』発売記念企画・感謝のメッセージコンテスト特賞受賞ご夫妻をはじめ、湯原さんの長年にわたるファンの方たちが見守る中、キングスパークで誓いも新たに感動の結婚式も行った。
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おふたりは1983年に結婚、当時人気アイドルだった荒木さんは芸能界を引退。その直後に同居していた姑の吉のさんが病気になり、新婚旅行に行く間もなく、荒木さんは子育てと認知症の義母の約20年に渡る介護生活を送ることとなった。2003年に吉のさんが86歳で他界し、長男も成人。義母への献身的な介護と子育てに感謝でいっぱいだと話す湯原さんが、20数年前にドラマの撮影で訪れたというパースにぜひ妻を連れてきたかったという夢を今回実現させた。今回の旅行の模様は、日本のマスコミでも話題になっており、日本テレビ「ザ・ワイド」(11月30日)、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」(12月4日)などで放映された他、夕刊フジ(12月4日発売)でも記事が掲載された。 |
キングスパークでの挙式後、パースのハイライズをバックに夕日が2人を染める
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インタビュー
20数年前に来て、いい街だなぁと思ってね。結婚した直後だったので由美子を連れてきたいなぁ、桜に似たジャカランダを見せたいなぁと思っていたけど、ずっと叶わないでいた。だけど、来年25年目ということもあるし、僕も60歳だし、今回やっといい区切りとして来られて、由美子も満足できてるんじゃないかな。
20数年前の第一印象は、空気がきれいで、気温もちょうどいいし、湿気がない。スワンリバーという水の恵みもある。クラシカルな歴史ある街並みが残っていて、鳥とか花とか大自然、ナチュラルな感じがする街だなと思っていた。それをまさしく自分も再体験できた。由美子も体験してくれてよかったです。
でも、なんといっても一番は、キングスパークで挙げた結婚式でしょう!あれは感動的でしたね。前回(20数年前)、ロケをした場所でまさか自分が結婚式を挙げることになるとは夢にも思ってなかったから、2度目ではあるけれど(2度目って再婚じゃないよ!)、新鮮な気分で式を挙げられてよかったです。
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インタビュー
パースの印象は、想像していた通りでしたね。自然がいっぱいだし、穏やかで時間が緩やかに進んでいる街なんだろうな、と思います。そういうリズムに、私たちが溶け込んでいくことがスムーズにできて良かったです。湯原が『冬桜』という歌を歌っていますが、その歌の冬桜はここパースのジャカランダと結びついていたんですね。それが、またとても不思議な結びつき。これもご縁なのですね。私たちは、一度結婚式は挙げていますし、新婚旅行だけのはずだったんですが、結婚式までも挙げさせてもらって、しかもあんなに盛大になるとも思っていませんでした。私が、新婚旅行連れてって〜、銀婚式の前までに連れてって〜!って湯原に前から言ってたんですよ。それも実現しました。今、とても幸せです。それも皆さんの協力があってこそ。1人、2人、3人、4人という大〜きな輪によって本当に幸せにして頂いているので、幸せって独りではなれないんですね。
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“紫の桜・ジャカランダ”の前で、 念願のご夫婦ふたりでの記念撮影 |
スワンバレーのワイナリーにて 西豪州産のワインに舌鼓 |
12月5日発行の夕刊フジに 掲載された記事の一部 |
写真・資料提供: Chris Huzzard , Hav Mercy k.k. |
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【プロフィール】 |
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湯原昌幸 1947年(昭和22年)生まれ |
グループサウンズ・ブームの中、『スウィング・ウエスト』に入団し『雨のバラード』が120万枚の大ヒット。新曲『都忘れ』は、団塊の世代に贈る人生の応援歌シリーズ4作目として、『夢なかば』『人生半分』『冬桜』につづく。『冬桜』は、第37回有線音楽優秀賞を受賞しているロングセラー。
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荒木由美子 1960年(昭和35年)生まれ |
人気アイドルとして活躍していたが、23歳の時に結婚、引退。2004年、子育てと介護を終え芸能界に復帰し、介護に関する本『覚悟の介護』を出版、各地で講演も行っている。
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