≫ 子供たちを招待して行われたパビリオン開催前の「アシモ・プレビュー」
≫ 期間中約15万人の来場で大成功を収めた「ジャパン・パビリオン」!
≫ ウエスト・コースト・イーグルス12年ぶりに優勝


 社会
  子供たちを招待して行われたパビリオン開催前の「アシモ・プレビュー」

 9月30日〜10月7日まで開催された西豪州最大級のお祭「Perth Royal Show」の一環として、今年のゲスト・ネイションである日本が「Japan Pavilion」を開催。「Japan Pavilion」の一番の見どころでもあった、最先端のテクノロジーを駆使したロボット、ASIMOに注目が集まる中、少し早い9月28日、メディア向けに子供たちを対象とした「ASIMOプレビュー」が行われた。会場には、プリンセス・マーガレット病院より児童患者グループが招待された。まだかまだかとASIMOの登場を待ちわびる子供たち。そして、人間に最も近いロボットASIMOが登場し、子供たちのテンションもますますヒートアップした。集まった子供たちを代表して3人の子供がステージに上がり、クイズ形式でASIMOとコミュニケーションを取った。3択クイズでは、姉妹都市である兵庫県の人口は何人か、西豪州の一番の貿易相手国はどこか、など日本とオーストラリアに関する問題が出された。また、クイズを通して、子供たちと握手をしたり、ダンスを披露したり、サッカーボールを蹴ったりと、ロボットとは思えないような行動で、子供たちの興味を誘ったプレビューイベントだった。



 社会
  期間中約15万人の来場で大成功を収めた「ジャパン・パビリオン」!

 「Perth Royal Show」のオープニングから4日後の10月3日、午後3時より「Japan Pavilion」のメインステージにて、オープニング・セレモニーが開催された。セレモニーは、本田技研工業(株)が開発した、大注目のASIMOのパフォーマンスと共に行われ、地元TV局や報道陣はもちろん、ASIMOをひと目見ようとたくさんの観客がステージを囲むように集まった。メイン・ステージ上では、Alan Carpenter西豪州首相夫妻や駐豪大使で日本国特命全権大使の上田秀明大使夫妻、西豪州日豪交流年実行委員会委員長、有吉宏之氏など、今回の「Japan Pavilion」と関わりの深い方々があいさつを述べた。そして、Carpenter氏や上田氏がASIMOと握手をしたり、プレゼントを受け取るなど、ASIMOと触れ合う様子も見られた。今回の「Japan Pavilion」では、約15万人という驚くべき来場者数を記録。またこの数字から、1日あたり平均約1万8750人の人々が「Japan Pavilion」を訪れたということになる。さらに、多い日では1日あたり約2万5000人という予想を遥かに上回る数字となり、西豪州日豪交流年実行委員会をはじめ、在パース日本国総領事館、在パース日系企業、そしてパースの日本人コミュニティーの結束がこの「Japan Pavilion」を成功へと導いたと言えるだろう。



 スポーツ
  ウエスト・コースト・イーグルス12年ぶりに優勝

 9月30日、メルボルンにあるメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)にてオーストラリアン・ルールズ・フットボール(AFL)のグランド・ファイナル(決勝)が行われ、西オーストラリア州に本拠地を置く、ウエスト・コースト・イーグルスが見事優勝を果たした。1994年以来の快挙となる。

下記の写真は10月3日にパースの中心部で行われた優勝パレードの模様。

また、10月7日、ウエスト・コースト・イーグルスのチームメイト同士が選ぶ、今シーズンの最優秀選手(2006 Club Champion Award)には、452票を獲得したミッドフィルダーでキャプテンのクリス・ジャッド選手が選ばれた。しかし、注目すべき点は、ディフェンダーのダレン・グラス選手が440票を獲得して2位となったことだろう。得点を取る機会が少なく、フォワードの選手よりも縁の下の力持ち的存在であるディフェンダーの選手が、チームから絶大な信頼を得ていたということは、今シーズンのチーム優勝に大きく関係していると思われる。実際にグラス選手は、グランド・ファイナルでも、相手チームのキープレーヤー、フォワードのバリー・ホール選手にゴールを1本も許さず、優勝へ大きく貢献した。


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