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[第9節] プロサッカー選手の選手寿命

辛いと思ったことはある。昨年の10月23日の試合で、怪我をした足首が治りかけているのに、1月7日の試合前のウォーミングアップで今度は腰を痛めた。

「なんでこのタイミングなのか」と思ったのも事実である。しかし、全て自分の周りで起こる出来事は自分自身が作っているわけだし、誰のせいでもない。自分に関わっていることは全てが関連しているわけだから、起きたことはそのまま受け入れ、次のことを考える。プロサッカー選手にとって、フィールドに立たないことには意味がない。

だから、次は10分でも、20分でも試合に出られるように、とにかく準備をすることだけしか考えていない。それにしても、今までのサッカー人生で、今シーズンほど怪我で試合から外れたことはない。スターティングメンバーで試合に出場していたのに、怪我によって試合に出られなくなったのは初めてのこと。