[第13節] 外国人選手

パースグローリーと契約を結ぶ石田博行は外国人選手となる。

外国人選手が果たさなければならないクラブでの役割は、必然的に他の選手より多くなる。クラブとしても、あえて外国人選手を入団させるにはそれなりの理由がある。当然、即戦力、またはクラブの中心選手としての活躍を要求し、その活躍が勝利に直結することが大前提となる。
 過去日本のJリーグにも、外国人選手として世界のスーパースター達がチームの常勝請負人として招聘されている。サッカー界の神様ペレの再来と言われ、「白いペレ」と賞されたジーコ(現日本代表監督)は、鹿島アントラーズへ。西ドイツ(当時)が誇る名ウィンガーのピエール・リトバルスキー(シドニーFCにてAリーグ初年度の優勝監督)は、ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)へ。そして、旧ユーゴスラビア(セルビア・モンテネグロ)のサッカー史上最大の英雄、ドンガラ・ストイコビッチ(現セルビア・モンテネグロサッカー協会会長)は名古屋グランパスエイトへ。また、ブルガリアの史上最高プレーヤー、フリスト・ストイチコフ(現ブルガリア代表監督)は、柏レイソルへ。どの選手も外国人として、大きな使命を背負いプレーした。

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