Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.231/2017/04

前島イズム 継続のエクササイズ


今号は、バランスボールを使ったエクササイズのアドバンス編(上級者向け)を紹介します。前回の4つのエクササイズは、いかがだったでしょうか?基本的なものではありましたが、子どもから年配の方までできるので、継続的なエクササイズにしましょう!



第22回 バランスボール・エクササイズ(アドバンス編)


今回は、アドバンス編(上級者向け)のエクササイズとなりますが、さらにバランス感覚や体幹を重点的に鍛えることができ、バランスボールならではの効果が期待できます。

サイドヒップスイングス
お腹の下にボールがくるように乗り、交互の片足と片腕は軽く床に着き、残りの片足と片腕を上へ引き上げ、背筋のエクササイズをします。
ポイント
  • バランスを取りながら、足と腕が同じ高さに上がるようにコントロールしましょう。

サイドヒップスイングス  

注意
  • 首は自然な位置をキープしましょう。






ディッシュホールド
太ももの下にボールがくるようにうつ伏せに乗り、肩は手首より少し前にキープして、 肘を曲げて腕のエクササイズをします。
ポイント
  • 身体を真っ直ぐに固めるようにして、シーソーのように肘を曲げ、肩を下げた時に足を上げます。



ディッシュホールド  

注意
  • 身体を反らさず、腰に負担がかかっていなことを意識しながら行いましょう。




出来事

 先日、パースの「State Gymnastics Centre」にて体操競技の審判講習会が行われました。体操競技には規定演技というものがあり、同じ内容の演技を行いその完成度を争います。1996年のアトランタ五輪以降、日本の高校生は2008年より廃止され、現在では予選、決勝ともに自由演技を行います (自分が高校3年生の時はまだその規定演技があり、インターハイで団体メンバーを除き1位通過しました。最終結果は10位ぐらいでしたが…)。一方、オーストラリアでは日本とは異なり、規定演技がまだあります。レベルが1〜10、シニアの部門まであり、その演技を審判は全てジャッジしなければなりません。今回のその審判講習会では、新しく改正された規定演技の新ルールの説明などと、規定演技をジャッジできるかどうかの試験も行われました。当然、全て英語環境で行われるので、英語が理解できていなければなりませんが、試験は無事合格できました。少しづつではありますが、語学力の向上と共に資格取得といったプロセスを踏んでいっています。

出来事