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前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.224/2016/09

前島イズム 継続のエクササイズ

バランスエクササイズは、歩行中や私生活での転倒予防から身体コントロールの向上などが期待できます。体幹を必要とし、身体への負担が少なく場所も選ばず、コストもかからず、高齢者の方や子どもと一緒に遊びながらバランス感覚を養えますが、転倒の危険性がありますので、周りに物がないことを確認し、安全な環境で行ってください。


タンデム歩行
つま先ともう一方の脚のかかとをつけて、交互に行ないながら前進します。どちらの脚で立つ方が安定するか、感じながら行ないましょう。足首のリハビリ、捻挫防止にも効果的です。


ポイント
  • 平均台の上を歩いているようなイメージです。余裕があれば腕を後ろで組んだりして歩行してみてください。


タンデム歩行 タンデム歩行  




ワンレッグ・バランス
片足を上げて膝を曲げた状態で体の前に固定し、もう一方の片脚で立ちます。初めは60秒間、同じ姿勢でいられるかを目標に行ってください。


ポイント
  • 腕の位置でバランスをコントロールして下さい。自分を制御しやすい位置を見付けて行ってください。



ワンレッグ・バランス  

注意
  • 少しでも軸脚がずれたり、上げている脚が地面に着いた場合はカウントはストップです。



トゥータッチ・スクワット
身体を少しねじるようにして、手と逆側の脚のつま先をタッチします。


ポイント
  • 膝を柔らかく使い、ゆっくり行ってください。


トゥータッチ・スクワット  

注意
  • 腰を丸め過ぎたり、あごを上げ過ぎたりすると関節に負担がかかる恐れがあります。斜め下、45度を見るように行ってください。



ヒント

ザ・ポジティブシンキング

体調の維持や痩せるための体重のコントロールを意識する際、個人的に気をつけていることは「我慢・耐える」という感覚より、「前向きな思考」を使うことです。「これ食べたら太る」ではなく「ここで控えれば痩せられる」といった考え方です。このような考え方1つでポジティブに物事が進められます。前向きに、楽しみながらモチベーションをキープできることが、体調維持や体重をコントロールできる一番の秘訣だと思います。