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前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.220/2016/05

前島イズム 継続のエクササイズ

腹筋
1つの関節しか使わないエクササイズを「アイソレーション・エクササイズ」と言います。腹筋はこれに当たり、アイソレーション・エクササイズのメリットは、限定された筋肉に対して直接負荷をかけられるので効率良く、トレーニングができます。


クランチ
膝を90度に曲げ、手を膝の上に乗せ、スライドさせるように上半身だけを起こします。




ポイント
  • 腰の部分が常に浮かないように、腹筋に力が入っている状態をキープしましょう。




クランチ  

注意
  • 上半身を下げた時に頭が下がり過ぎると腰が浮きやすくなるので、常に顎を引いてトレーニングしましょう。





キープレックレイズクランチ
仰向けになり、膝を軽く曲げた状態で足を上げ、上半身を起こします。最初の段階では、足の裏を壁につけて行うのも良いでしょう。




ポイント
  • 上半身を上げた時に息を吐くように行うと、より腹筋に負荷がかかります。




キープレックレイズクランチ  

注意
  • 腹筋に負担が集中するように、股関節を起点に上半身を上げるようにしましょう。





Vスナップ
仰向けの状態から両手両脚を上げ、Vの字を作ります。最初は、膝を少し曲げた状態からトレーニングしましょう。




ポイント
  • バランスも必要とされるので、上級の腹筋運動になります。




クランチ  

注意
  • 腕はしっかり伸ばしますが、脚を伸ばして行うと腰に一定の負担がかかります。無理なくトレーニングしましょう。








ヒント

効果を上げるスロートレーニング!

名の通り、ゆっくりとした動作で行うトレーニングです。ゆっくりなので筋肉に負荷がかかり、また関節や腱などへの負担は少なく、年配の方のトレーニングやお子さんのスポーツにも効果的です。今回の腕立て伏せや腹筋にも活用できますが、例えば、腕立て伏せは3秒かけて下ろし、3秒かけて戻す。腹筋は5秒+5秒でやってみましょう。ゆっくりやることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。また、持続的に行えるので、短期間で効果が現れやすいというのも特徴です。