Vol.214/2015/11
実際にウォーキングをするにあたって。 |
基本姿勢は、背筋を伸ばして胸を張り、前かがみにならないことです。そして、肘を引くイメージで、腕を大きめに振ってください。歩幅はいつもより半歩、大きめです。だらだら歩いているだけでは運動効果が望めませんので、フォームは意識しましょう。 |
注意事項は? |
激しい動きはないため、忘れがちなのが水分補給です。必ずするようにしましょう。脱水症状を防ぎ、体温上昇も抑えられます。しかし、キンキンに冷えた飲み物は、かえって身体を冷まし過ぎてしまいます。常温の水、もしくは薄めに作ったスポーツドリンクをこまめに摂取するようにしてください。また、あまり運動をしていない人が、いきなり始めると膝や腰を痛めたりすることもあります。負荷の少ないウォーキングでも、ウォーミングアップやクールダウンは必ず行いましょう。簡易のものでも次の日に疲れを残さないため、習慣にするように心掛けましょう。 |
楽しくウォーキングをするには? |
最近は、ウォーキングに使えるアプリがたくさんあります。歩数や距離、歩行時間などを計測できたり、カロリー計算をしてくれるものもありますので自分にあったものを利用すれば更に効果的なウォーキングとなるでしょう。 |
最後に継続のコツは? |
お仕事や子育てに忙しい日々。毎日、ランニングウェアに着替えて、わざわざその時間を作るのも困難ですよね。最初は、週1回からはじめてみましょう。1回のウォーキングで20分以上を目安と言いましたが、例えば、1日単位の計算でなく、1週間単位で、合計何分間歩いたかを計算してもモチベーションになります。そして、身体が慣れてきたら徐々に増やす。効果のあらわれが遅くても、自分のペースで継続することが何より大切なことです。 |
エクササイズはタオルと同じ?! タオルは一瞬にして濡らすことができますが、乾かすのに時間がかかります。エクササイズも同じです。濡らして(食べる)、絞ったりドライヤーを使えば(負荷の大きいエクササイズ)、その分早く乾きます。しかし、ハードなエクササイズをした分、早く痩せられるかもしれませんが、なかなか継続は難しくなります。負荷の少ないウォーキングは濡れたタオルを乾かすのには時間がかかるかもしれませんが、大切なことは無理なく続けることです。ウォーキングはそれが可能です。 |