Vol.207/2015/04
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今号は、前号の投稿に対する投稿を紹介します。
行きつけのジャパレスさんもいつもお忙しいわけでもなく、お客様が少ない時、ウェイトレスさん同士で長々とおしゃべりに花を咲かせておられます。私も会社経営をしている身なので、あのおしゃべりの時間にもお給料を払っていらっしゃるのかしら、とお気の毒に思ってしまいます。お客様の少ない日は「今日は帰っていいよ」も仕方ないのではないかしら。無駄な人件費を節約するのは、経営者として当然。しかも、カジュアルワーカーとは週に何時間以上という規約はないはずです。
お店の都合で急に「団体客が入ったから呼ばれて、たった2時間のために出勤」とのことですが、何が御不満なのでしょう。家にいても収入にはなりません。少しでも収入になるのですし、「他のスタッフではなく、私に声をかけて頂いてありがたいです。一生懸命やらせて頂きますので、いつでも呼んでください」とは思えませんか。それに、そんなに利用されていると思うなら、お断りなさるなり、やめたらどうですか。
不倫関係のオージーの方にも「彼の都合で体を要求さて、利用されている」と思うなら、きちんと説明するなり、「嫌だ」とお断りしたらどうでしょう。体だけが目的ではないのなら、わかって下さるはずですよ。もし、わかって頂けないのなら、そんな恋愛、やめたらどうですか。誰をもハッピーにしていないし、奥様やお子様のために早くお家に帰してあげましょうよ。子どもは、パパと遊びたいですよ。
「私はこれからも利用され続けるんでしょうか。人生ってそんなものなんでしょうか?」と書かれていますが、そうお考えではなく、まずお金がないと生きていけないのですから、ジャパレスにお仕事を頂いたことに感謝しましょうよ。オージーの彼に出会えて、人を好きになれて、ロマンチックな時間をもてたことにも感謝ですね。御不自由のない体に産んでもらったこと、親の介護の必要がないこと、殺人事件の被害者でないこと、冤罪で服役しなくてもいいこと、こんなにも素敵な国で暮らせるチャンスに恵まれたこと、感謝が止まりませんね。不平不満ばかりで、いっぱいになっていてはもったいないですよ。まずは、小さいことにも「ありがたい」と思えたら、貴方の人生はもっともっと幸せになるはずです。
次に、ジャパレスや個人事業の経営者の皆様に。先月のThe Perth Express、3月号は保存版です。ご商売ですから、忙しい日も、暇な日もあるじゃないですか。面接にいらっしゃる若者に、この32歳の女性の投稿を見せて「こういう考えの人もいるかもしれないけど、その日の状況で暇な日は早く上がってもらうこともあるし、急な団体予約で、シフトに入って頂くこともありますが、気持ちよく対応して下さる人がうちは欲しい」と一言、おっしゃった方がいいのかもしれませんね。先出のジャパレスさんの経営者の方が「日本人のワーキングホリデーの子たちより、他のアジアの国の若者たちの方が仕事をもらえたことにずっと感謝して、自分はラッキーだという気持ちで働いてくれる」とおっしゃってました。
経営者の皆様は、御苦労も多かろうと思います。こんなことをこう乗り越えた等のお話をお聞かせ頂けると幸いです。
<投稿者>感謝、謙虚、笑顔。 40代 女性