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あなたの言いたいこと

Vol.205/2015/02

今号は、男女1名づつからの投稿を紹介します。


「子どもを作る」

 オーストラリアに来て3年が過ぎました。生活にもだいぶ慣れました。夫とは、地元福岡で知り合いました。英語の先生をしていた夫とお付き合いしながら、いつかは「この人が産まれた国に行くんだろうな」とぼんやり思っていたところ、2011年の震災で「パースで住もう」と夫が言出だし、その年の暮れ、実行に移しました。

 パースは本当に良いところです。いろいろな人がいるので安心させられます。政治や経済の世界では、“ジャパン”はメジャーかもしれませんが、数でもパースにおける“ジャパニーズ”はマイナーなので、いろいろな国籍をもった人たちが一緒に暮らす社会は居心地が良いです。

 そんなパースでの2015年の目標は、子作りです。

 出産は当然、夫との協力が必要です。ただ、夫はFly In Fly Out(2週間仕事で1週間休み)の仕事をしているので、お互い、時間のすれ違いがあります。私が子どもを熱望しているのと、夫がそこまでの希望がないという温度差も解消しなければなりません。家族を意識する私と、今の生活に重点を置いている夫とも意見が時々分かれています。パースで身寄りのない私は、本能的に家族を欲しているのかもしれません。地元に帰り、自由の利く時間を楽しみたいという夫の気持ちもわかります。

 ただ、こちらの生活に慣れるまでは、と考えていたら、もう40歳を過ぎ、初産が高齢出産となります。いくら世の中が晩婚化で、出産も遅くなってきていると言えども、身体の変化には逆らえません。夫はまだ、そのことに理解できていないようです。

<投稿者>匿名希望 女性 42歳


「末恐ろしいオーストラリア」

 日本にいた時は、この歳から勉強なんてするとは思ってもいませんでした。しかし、ここの社会はそれを受け入れてくれます。なんて素晴らしいことなんでしょうか。学習したい人が学べる環境があるこの国は、まだまだ発展すると思います。将来はアメリカをも越す、大国となるでしょう。

<投稿者>阿部 61歳 男性