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あなたの言いたいこと
Vol.173/2012/06

今回は、2人の女性読者からの投稿を紹介します。



「遠距離恋愛ってあると信じてます」

 ワーホリ2年目で、もうすぐ日本に帰ります。彼はアイルランド人です。彼もワーホリでオーストラリアに来て、ビジネスビザを取って、オーストラリアは今年で4年目となります。彼はこのまま永住権を申請して、しばらくオーストラリアにいる予定です。

 彼と付き合って、1年以上になります。彼のことを愛しています。なので、私が日本に帰っても、彼との関係は続けようと思っています。彼も別れる気は全くない、と言っています。

 でも、この間、見たくないものを見てしまいました。実は、彼との出会いは、日本人の友だちの紹介で、その友だちもアイルランド人と付き合っていました。私と彼女は日本人、それぞれの彼氏もアイルランド人というカップルの4人でよく遊んでいました。そしてこの間、友だちもビザの期限が切れるからといって帰国しました。口約束だったようですが、結婚を約束するぐらい仲のいいカップルでした。

 いつも行くアイリッシュ・バーで彼と飲んでいると、その友だちの彼が4〜5人の友だちとお店に入って来て、その後は私たちも彼らに合流して、結構遅くまで飲んでいました。盛り上がりが収まらず、飲みなおそうということで、私の家にほぼみんなが来て、ドンチャン騒ぎがまた始まったのです。アイリッシュの人たちは凄く団結力が強く、初対面でも仲間意識を持って、仲良くなってしまいます。そこにいた2人の女の子もどうやら、その日初めて会った子たちだったようです。

 夜中の3時を過ぎて、私と彼はそのまま寝ましたが、その後も随分騒いでいるようでした。翌日、週末でしたが、私はバイトがあったのでいつものように起きると、飲みかけや食べかけの物がリビングルームに散乱してはいましたが、人影が全くなく、みんな帰ったのかと思い、荷物置場にしている一部屋のドアを明けた時、友だちの彼と1人の女の子が毛布に包まり、横になっているのを見てしまったのです。

 脱ぎ捨てられた服や下着は床の上に散らばり、女の子の髪は乱れ、その髪で顔は覆われていました。友だちの彼はいびきをかいていました。

 その日は全く仕事に集中できず、家に帰ると私の彼も頭を抱えていました。そして、「俺はあんなことはしないよ」と、ポツリ。私もそう信じています。彼がそのようなことをするなんて想像が付きません。私はもうすぐ、彼を信じて日本に帰ります。

<投稿者>匿名希望 27歳 女性




「きれい事は言ってられません」

 独りじゃ生きていけないってつくづく感じます。特に主人には感謝しています。主人はオージーですが、私はオーストラリアのことをまだあまり知らず、英語もよく分かっていないところがあるので、主人には助けられています。特に、お給料については、主人のアドバイスなしではもうできません。こっちにきて仕事を結構替えていますが、仕事先のボスから「給料はいくら」って言われて、それを主人に話すと、主人がボスに交渉してくれ、必ず昇給しています。

 仕事先のボスとの関係は、今まで良かったとは言えませんが、安い給料では働きたくはありません。仕事をコロコロ替えなくてはならないのも、その関係のせいかもしれませんが、しょうがないです。私みたいな人間が、オーストラリアで生活するためには、お金が大事なので。

 主人も一年おき程度で仕事を替えていますが、それもこの国ならではかなと思っています。景気も良いし、仕事も結構あるし、給料も下がらないし。きれい事は言ってられません。

<投稿者>匿名希望 36歳 女性